10月に入り気温も下がって、「すっかり秋めいてきたなー」と思っていたら、先日の連休から気温がぐっと上昇して暑い日が続いていますね。
さて、前回、海事補佐人のお仕事について可能であればご報告致しますとブログに記載していましたが、残念ながら、業務内容に通じる部分もあるため、先方からブログへの記載はNGとのご連絡を頂きました。
ということで、今回は、私の趣味の話をしようかと思います。
私は、どちらかというと趣味が多い方で、インドア・アウトドア問わず色々な趣味をもっているのですが、その中でも、特に力を入れているのが釣りです。
もともと関西の著名な釣具店で7年間ほどアルバイトをしており、業務上の研修と(自分で勝手に)銘うっては、淡水海水問わず、釣行に行っていました。
そんな私が、一年で一番釣りに行く時期というのが秋です。
普段釣りをされない一般の方々からすると、釣りは夏休みというイメージが強いのかもしれませんが、神戸-大阪エリアにおいては、一番釣りものが多彩となるのが秋なのです。
神戸―大阪エリアで秋頃からシーズンを迎える釣りものとしては、
タチウオ、サゴシ(サワラ)ツバス(ハマチ)、アオリイカ、サヨリ、スズキ、カワハギ、マイワシ、アジ……といったところですね。
考えただけでお腹が空いてきますね。
これらの中でも、比較的に釣りやすい魚種というのがタチウオです。
大阪湾では、例年、初夏頃から和歌山で釣れはじめ、その後、神戸まで北上してきます。この間に、釣れるサイズは、「ベルトサイズ」「指2本」と言われる小型のものです。
タチウオの大きさは長さではなく、体高(幅)で呼称しますので、このような表現になります。
その後、真夏を迎える頃に、一度シーズンは終了し、秋頃から再び神戸周辺でハイシーズンが訪れます。ハイシーズン中のサイズは、「指3.5本」サイズから始まり、年明け1月頃には大きいもので、「指5本」、「ドラゴン」と呼ばれるサイズが釣れます。
ハイシーズン中のタチウオは、日中、神戸港沖の深場へ移動しており、日が落ちるともにエサを求めて、漁港内へ回遊してきます。
性格は獰猛で、エサやルアーが目の前を通れば間違いなくアタックしてきます。
タチウオ釣りで重要なことは、「地合いとタナを合わせる」ことです。
日が落ちて漁港内にやってきたタチウオたちは、その場にとどまらず、湾内をぐるぐる回遊しています。したがって、釣り場にいるときいないときがはっきりしており、いないときにいくら竿を出しても釣れません。タチウオが回遊してきたタイミングで竿出すこと、これが「地合いを合わせる」ということです。
私の経験上では、夕方から3、4時間に一回のペースで地合いが来ることが多いかなという感じですね。
「地合い」がきているかどうかは、周りの釣り人を見て判断します。周りが釣れていなければ、ご飯でも食べるなどゆっくり過ごしつつ、周りが釣れだしたら釣りに集中するという具合です。
また、タチウオは、泳いでいる位置(深さ)にもかなり敏感です。浅い位置を回遊している場合に、深い位置を狙ってもさっぱり釣れません。隣の方が釣れていて地合いは合っているはずなのに自分は釣れないというのは、「タナ」が合っていない証拠ですので、ウキ止めゴムを動かして深さを調整したり、ルアーを通す位置を変えてみると結果がでます。
陸からのタチウオ釣りの極意はこれだけです。
釣りのうまい下手は、たくさん釣れるかどうかの違いくらいにしか影響しません。
また、タチウオがアタックしてくると、エサやルアーにしっかりと歯形が残りますので、その釣り場にタチウオがいるのかいないのか、はっきりわかります。
簡単に釣れて、かつ、モチベーションも維持しやすいので、釣り初心者の方にもおすすめなのです。
せっかくのハイシーズン到来ですので、みなさんもタチウオ釣りにチャレンジしてみてはどうでしょうか?
タチウオの歯は鋭いので、釣り上げたあとは嚙まれないようにご注意くださいね。
あと、秋に釣れる釣りものとしては………
おっと、タチウオだけでかなり紙幅を割いてしまいましたね。
弁護士会のブログなのに釣りの話しかしてないので後で怒られそうな気もしますが、少しでもおもしろいというコメントを頂ければ続編にもチャレンジしてみましょうかね。
それでは!!