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Channel: 弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿
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「オン」と「オフ」の切り替え

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こんにちは、弁護士の永榮(ながえ)です。
本ブログへの投稿は3回目です。

 

1年ほど前にはじめて投稿した時は「弁護士と自治体職員の二足の草鞋(わらじ)を履いています」と自己紹介しました(みなさん、覚えていますか?)。
自治体職員としての勤務も4年目に突入。弁護士登録して7年目なので、弁護士になってから約半分は「二足の草鞋」状態です。

 

そんな私の最近の悩みは、「オン」と「オフ」の切り替えがうまくできないこと。
週2回は役所で終日勤務。それ以外は通常の弁護士業務をしていますが、どうしても弁護士として仕事できる時間は(他の弁護士と比べると)少なくなります。
役所での勤務が終わった後に事務所へ戻って仕事したり、土日に仕事することも増えました。

 

もともと要領がいい方ではなく、効率的に時間を使えず、最近はずっと「オン(仕事)」モードが入っている感じがしています…きちんと休むべき時は休んで、「オン」と「オフ」の切り替えがうまくできればよいのですが。

おそらく、こういった悩みをお持ちの方もたくさんいらっしゃると思うのですが、皆さんはどんな風に「オン」と「オフ」をうまく切り替えていらっしゃるのでしょうか。

 

ちなみに、私が「オフ」モードに入ったなぁと思うのは、

 

 ・家でゴロゴロする(最近はほとんどありませんが…)
 ・飲み会に参加する(お酒は結構好きです)
 ・マッサージに行く(行くと必ず「お疲れですね~」と言われます(泣))
 ・登山(=携帯の電波の届かないところへ現実逃避)

 

他におすすめの気分転換あれば、教えていただきたいです。


法律相談で気をつけていること

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弁護士の仕事はいろいろありますが、典型的なものとして法律相談があります。依頼者から話を聞いて、法律的なアドバイスするわけですが、プロセスとしては大きく二つの部分に分けることができます。

 

一つ目は、依頼者の話を聞いて、こちらが要点を把握し、どういう点に問題があるのかを理解することです。

以前から知っている方から相談を受ける場合、その人の立場や家族構成など、ある程度の情報を知っているので、比較的問題点を把握しやすいのですが、弁護士会の法律相談などのように、初対面で話を聞く場合は問題点の把握はかなり難しい場合があります。しかも時間が限られている場合も多いとあってはなおさらです。

 

よくあるパターンとして、相談者が、登場人物の紹介を長々とされることがあります。これは聞かされる側にとっては結構大変で、もうちょっと端的に登場人物が何人でそれぞれどういう立場なのかを説明してもらえないかな、と思うことがあります。

 

もちろんそのような場合には、「結局、ご兄弟は何人いらっしゃるのですか」というようなことを質問して、こちらが理解できるペースにするよう持っていくのですが、ただ、長々と話される方の場合、話をさえぎって「あなたのおっしゃるのはこういうことですか」と質問すると、まだ話があるのに何だと怒られる方がたまにいらっしゃるので、要注意です。

 

また、明らかに問題が2つ以上あって、区別して考えなければいけないのに、ごっちゃにしているため分かりにくくなっていることも多く、その場合は整理してあげる必要があります。

 

次に、当方がある程度話のポイントが理解できたとして、今度は法律的にどういう問題があるのかについて、分かりやすく伝える必要があります。この場合に私がよく使うのはたとえ話です。

 

たまたま最近あった例として、当初は「サイバー犯罪」について相談があると聞いていたのですが、実際に内容を聞いてみるとメールやネットでのやりとりに関してトラブルが生じ、相手方から損害賠償を請求されたというものでした。

 

このようなケースは法的に見て不法行為というジャンルにあたりますが、不法行為の場合に私がよく使うのは、交通事故の例をたとえにすることです。

 

故意または過失があるのかとか、因果関係が必要であると言ってもなかなか理解しにくいものですが、交通事故でいえばよそ見をしたことに過失があるので責任を負うということですとか、事故に遇う前から持病があった場合、そこの部分まで損害賠償責任を負いませんよね、というようなことを話すとよく理解してもらえます。

 

また最近では成年後見人の話をすることも多いのですが、以外に成年後見人がどういう立場の人か理解されていないようです。

この場合は、未成年の人が契約書による買い物をする場合、親の署名と印鑑が要りますよね、それと同じでお年寄りも未成年と同じように保護してあげなければならない方がいるのです、というと大概の方に分かってもらえます。

 

このように、弁護士も法律相談の場において、短時間で相談者に理解してもらうべく、日夜努力しているのです。

Sweets Day

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ブロガー担当2年目になりました。今年度も宜しくお願い致します。

 

いつもあまり業務のことは書いていないので、今回も例に漏れず、業務外のことを書こうと思います。

 

私の所属する事務所では、3か月に1回程度、「Sweets Day」というイベントを開催しています。

大層な名前ですが、普段はなかなか手が出ないような高級スイーツや今話題のスイーツ、季節のスイーツなどを用意して、金曜日のおやつタイムに事務所全員で集まって食べるというだけの所内イベントです。

秘書やパラリーガルを含めると事務所全体では女性の方が多いので、毎回きゃーきゃー言いながら楽しんでいます。

 

用意するスイーツは、私自身がいつもインターネットで「大阪 スイーツ おすすめ」「お取り寄せ スイーツ おしゃれ」などのキーワードで検索をかけて探しているのですが、

直近では「餅匠しづく」というテレビで何度も紹介されているような人気の和菓子やさん(http://nichigetsumochi.jp/)の「フランボワーズ大福」という大福をご用意しました。

とても綺麗なピンク色の大福なので、まず見た目がかわいいことで盛り上がり、またお味もとてもおいしくて、大好評でした。

 

次回は7月に開催予定なので、紫陽花や七夕にちなんだもの等、梅雨のどんよりとした気分を爽やかにしてくれるようなものをご用意したいなと思い、今色々と探しているところです。

毎回新しいスイーツを探して手配するのは少し大変ではあるのですが、事務所の皆が喜んでくれる姿を想像しながら、最新のスイーツ事情についての情報収集をすることを、私自身も楽しんでいます。

(スイーツブログができるかもしれないくらい情報通になってきました。笑)

 

弁護士事務所はお堅いイメージを持たれがちなので、このようなイベントをしているのは少し意外かもしれませんが、事務所内の人間関係を円滑にする一助にもなっているのかもしれませんね。

このブログの読者の皆様も、もしおすすめのスイーツがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。

国家とは

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今回はドラマのことを書こうと思います。

 

先週あたりで春のドラマは大体終了しましたが、私は、いつものとおり、色々なドラマを見ておりました(笑)。

別にドラマの法律監修をしているからドラマを見ているわけではなく、純粋にドラマが好きなのです。

 

「あなたのことはそれほど」、「CRISIS」、「リバース」、「小さな巨人」と、なかなか見ていて面白かった作品が多いように感じました。

 

その中でも「CRISIS」は、国家とは何ぞやということを突き付けていて、見応え満載でした。

 

「この国の未来のために」とテロに走る少年たち、その少年たちを抹殺する国家、国家に都合が悪いことは全てもみ消して国家組織、「自分には子供は2人いる。1人くらいいなくなっても問題はない(1人が国家のための犠牲になることは厭わない)」と話をする総理大臣

 

国民一人ひとりよりも国家という抽象概念や組織、体面を保つことに国家の存在目的があるということなのであれば、国家とは何なのでしょうか。

 

「CRISIS」は、国家そのものを取り上げるなかなかチャレンジングなドラマであったように感じました。

株主総会

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株主総会に行ってきた。

 

・・・といっても,その会社に関わっている弁護士としてという訳ではなく,単に一株主として議決権を行使するために参加してきたというだけである。

「平日に仕事しないで何をやっているのか。これでは『弁護士の放課後』などではなく『弁護士のズル休み』ではないのか。」だって?

 

弁護士は,会社から株主総会の手続について違法性がないかどうかアドバイスを求められることがあるし,会社の社外役員(いつかはそうなりたいものですが・・・)として株主総会に参加することもあるだろうし,株主である依頼者から少数株主権の行使(臨時株主総会の招集等)についてアドバイスを求められることもある。

したがって,株主総会の運営を見ておくことは,「弁護士の課外授業」といっても良いくらいなのである(まあ,総会参加者に配られるお土産目当てでもあることは否定しませんが・・・)。

 

ただ,弁護士業のための勉強としてというのであれば,紛糾しそうな会社の総会を見ておくべきなのかもしれませんね・・・。そのような会社は不祥事が明るみに出たり,業績が悪化していたりして,株価が下がることが多いでしょうから,1議決権をゲットするのにかなりの投資が必要なこともあって,なかなか手が出ないところです。

<福岡弁護士会>九州北部豪雨に関する無料法律相談のご案内

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平成29年7月5日に九州北部において発生した大雨にて被災された皆様におかれては心よりお見舞いを申し上げます。

 

福岡県弁護士会では、九州北部豪雨に関する無料法律相談を、県下17カ所で、実施することとなったそうです。 60分まで相談することができるそうです。

 

また、無料電話相談も下記のとおり11日からの実施が決まっています。

 

◆実施期間   7月11日(火)~7月24日(月)の毎日 ※期間延長の際はお知らせします
◆実施時間   10時~16時
◆対象     7月5日からの豪雨により被災された方及びご家族からの豪雨被害に関連する相談  
◆電話番号   092-753-6364

 

 

法律問題だけでなく、被災者への支援制度や手続についても詳しくお伝えできますので、お気軽にご相談ください。

詳しくは、HPをごらんください。
http://www.fben.jp/whatsnew/2017/07/post_478.html

ADRについて

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 ご相談を受けていると,時折「費用倒れ」が問題になることがあります。

 

 訴訟を起こしたいが,弁護士に依頼すると勝訴して得られる利益よりも弁護士費用が高くなってしまい,何のために訴訟をするのか分からなくなるという場合です。

 

 現状この問題を補う制度のひとつとして,ADRをご紹介したいと思います。

 

 これは,弁護士等の中立の専門家を間に挟んで紛争の解決を図る制度です。

 大阪弁護士会と協力関係にある民間総合調停センターの場合,専門家を間に入れて話し合いによって解決をする「和解あっせん」と,専門家に最終的な判断を任せる「仲裁」の2種類の手続があります。

 

 民間総合調停センターに申し立てた場合,弁護士等が中立の立場で間に入りますので,必ずしも自分の側に立ってくれる弁護士を頼む必要はなく,法律の知識がなくても紛争解決を図ることができます。費用も申立ての手数料が10,000円,解決したときの手数料が解決額100万円未満の場合で15,000円程度と,利用しやすく設定されています。

 

 この制度の弱点は,相手が話し合いに応じる姿勢がない場合,話し合いの場を設けることもできず,利用できないというところです。ただ,そのような場合でも,民間総合調停センターは何もしないのではなく,相手に話し合いの席についてもらうように働きかけをしています。

 

 使い様によっては非常に有用な制度ですので,費用倒れにお悩みの方は,ご利用を検討されてはいかがでしょうか。

 

公益社団法人 民間総合調停センターHP

http://minkanchotei.or.jp/

プリズンコンサート

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今日は私の知人の活動を紹介させていただきます。

 

「プリズンコンサート」をご存知でしょうか。

ここ最近では、色々なメディアで紹介されているので御存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

プリズン(prison)は刑務所のことです。

 

私も弁護士として刑事弁護をしますが、納得して刑務所に行く被告人もいれば、様々な理由で納得できないまま刑務所に行く被告人もいます。

 

できれば、判決が出てそれで終わりではなく、その後もできる範囲で何かしらかかわっていければとは思うのですが、難しいのが現実です。

 

いまも昔もそんなことを考えていて日が過ぎているのですが、5年前にある雑誌を読んでいたときにPaix2(ペペ)という女性デュオの活動が載っていました。

その活動というのが、タイトルにある「プリズンコンサート」でした。

 

刑務所へ行って、受刑者相手に歌を歌う・・・という簡単なものではありません。

このプリズンコンサートは手弁当で活動されていて、すでに400回を超えていると記憶しています。15年の活動で移動距離が110万キロで、そのほとんどをマネージャー運転の車で移動しているのですから、月並みな言葉ですが「すごい」としか言えません。

 

Paix2のお2人が刑務所に訪問されて、刑務所ならではの色々な制約の中で全力でコンサートを行なう。その歌を聴いて、感銘を受けて更生を誓う受刑者も少なくないそうです。

 

先ごろは、法務省から活動実績が認められ、保護司に就任されたり、法務省の矯正支援官(※杉良太郎さんが特別矯正監をされています。)を委嘱されて、さらに活躍されています。

 

プリズンコンサートでは、被害者のこと、受刑者の家族のこと、たぶん一介の弁護士では思いつかないほどの色々なことを考えながら、歌っていると思います。

そのお2人の歌声が、ひとりでも多くの受刑者の更生につながればと思ってやみません。

 

 


来たれ、リーガル女子!

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私が初めて弁護士という人種と会ったのは中学3年生の時である。少年事件を起こしたわけではない。社会(公民)の授業で三権分立というものを学び、司法権は裁判所にあること、裁判は公開されていることを知り、教科書に法廷の図が書かれていたので、友達と確かめに行ってみようと、当時まだ赤レンガだった中之島の旧裁判所を見に行った。中学生でも誰にも止められることなくするりと法廷に滑り込むことができた。

 

そこで見たのは、お年寄りの弁護士が裁判官に向かってぼそぼそと小さな声で話している姿で、全然かっこよくなかった。しかし、無口で話が苦手だった私にとって、あ、これなら私にもできるかなと弁護士という仕事のハードルがグーンと下がったことは間違いない。

しかし、世の中そんなひねくれた子供ばかりではない。普通は、将来の仕事をイメージするとき、もっと夢と希望と憧れをもって、進路決定するのが普通だろう。

 

突然、話は変わるが、昔に比べて女性弁護士の数は増えたとはいえ、まだその割合は17.8%にとどまっている。将来法曹(弁護士・検察官・裁判官)を目指して勉強している法科大学院生も女性割合が30%程度なので、すぐには大きく割合が増える見込みはない。しかし、人類の半分は女性なのだから、女性弁護士の割合もそうあってほしい。

 

と、いうわけで、法曹を目指すリーガル女子が増えればいいなと、弁護士会は内閣府と共催で、女子中・高生を対象とした以下のシンポジウムを企画している。

 

開催日 11月23日午後1時から5時

場所  大阪大学 豊中キャンパス

内容  中身は盛沢山である。

 

 まず、日本人初の国連女子差別撤廃委員会前委員長である林陽子弁護士のご講演。

 その後、法曹三者のパネラーのそれぞれの仕事内容やワークライフバランスについてのパネルディスカッション。

 そして、簡単な模擬裁判の実演。

 その後のメイン企画は、10人程度の中・高生と現役バリバリの若手裁判官・検察官・弁護士がひざを突き合わせて、刑事、民事・労働・国際等々10のパートに分かれて、どんな仕事や生活をしているのか、やりがいや悩みについてお話しをして質問を受けるというグループセッション。

 

 実は、昨年、東京でも同種企画があり、私も雑用係としてこのグループセッションの刑事の部に参加したが、実に、面白かった。若い女性法曹がそれぞれの立場で生き生きと仕事をしているのを聞きながら、思わずわが身を忘れて、「ああ、私も法律家になりたーい」と、まじに思ってしまった。学生さんも身を乗り出して聞いており、シンポが終わって帰っていく学生さんから「楽しかったねー」という声が聞こえてきた。

 

関西でもこんな企画したいよなと思い、この企画が実現したが、その準備にみんな一生懸命に取り組んでくれ、どんな出来上がりになるのか楽しみだ。

 

そこでお願いです。

 

皆さーん、このシンポをお知り合いの女子中・高生に宣伝してください。大人は一応保護者あるいは引率の先生を想定していますが、参加された娘さんに損はさせません。

法律なんて興味ないという人も、冷やかしで参加してもらったら、帰りはどうなってるか!夢と希望を持ってもらえます。

 

「来たれ、リーガル女子」 近日大公開です。近々、弁護士会ホームページにチラシを載せてもらえます。詳しくはそちらをご覧ください。

 

お問合せ:大阪弁護士会 人権課 TEL:06-6364-1227

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震災を忘れない、ということ

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6年ぶりの投稿になります。「若手」ではなくなったことから、ブログ担当を卒業し、投稿から離れていましたが、今回は復興支援委員会の担当として投稿させて頂きます。

 

東日本大震災から6年、熊本の大地震から1年が経過しました。

当時は衝撃的であったあの大震災も、日がたつと「喉元を過ぎて」しまい、日々の日常に追われて、ついつい忘れていましがちです。

 

少し前になりますが昨年2016年12月に、復興支援委員会の有志で熊本県にお伺いしました。当時は、震災から8か月がたち、大阪ではそのニュースを目にすることもほとんどなく、ついつい、「復興が進んでいる。」あるいは「完了した」と錯覚してしまいがちな時期でした。

 

しかし、いざ現地に到着すると、仮設住宅で不便な生活を続けている方々、撤去の順番待ちが全半壊したまま放置された建物、そして、まだ手付かずと言っても過言ではない阿蘇大橋崩落現場。

復興は、進んでいるどころか、「ようやく始まったばかり」という感じでした。

 

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あれから、さらに半年が経過し、また先日は某アイドルグループがJR九州のイメージキャラクターに就任して、観光スポットなどを紹介しているニュースを拝見し、多少は復興が進んだかな・・・と思った矢先の、先日の集中豪雨でした。

 

集中豪雨による被害の回復は、まだまだですが、それでも、可愛らしくラッピングされた特別車を含め、JRも復旧し、観光も徐々に回復してきているようです。

 

夏休みや、秋の連休を使って、そのような観光地に行き、現地の美味しいものを食べたり、現地の方と話したりするだけでも、復興支援になると思います。

 

また、行くことができなくても、ふるさと納税という形で、支援をすることもできます。

私は、昨年は、熊本県の某市にふるさと納税させて頂き、お礼の品として、名物の【いきなり団子】と、【高菜漬け】を頂きました。絶品でした。九州出身で、甘いものに目がない実家の母は大喜びで、「来年もよろしく!」と満面の笑顔で言われました。復興支援とプチ親孝行の両方ができて、一石二鳥でした。今後も、毎年続ける予定です。

 

遠く離れた大阪にいると、大きな災害があったことなど、ついつい忘れてしまったり、意識から離れてしまいがちです。昨年12月に熊本にお伺いした時に、現地の方が「忘れられた感」がある、と寂しそうにおっしゃっていたのが忘れられません。

一個人でできることは限られていますが、「忘れてないよ」「応援しているよ」というメッセージを伝えるだけでも、現地で頑張っておられる方々への励みになるのではないでしょうか。

大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会(ODCC)への後援

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今回は,大阪弁護士会知的財産委員会の広報担当としての投稿です。

 

7月20日,グランフロント大阪タワーC9Fにて,大阪産業振興機構,大阪府が主催し,大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会(ODCC)ライセンスビジネス研究会が共催するイベント「ソーシャルメディア時代のアニメ&キャラプロデュース」が開催されました。

 

第1部では,株式会社ファンワークスの高山晃社長をお招きし,ネット発のキャラクタービジネス「やわらか戦車」,地域のプロモーションとしてのショートアニメ「YUZU7」,ニューヨークタイムズでも取り上げられた「アグレッシブ烈子」等の作品を紹介いただくとともに,ショートアニメの潮流について解説していただきました。

テレビの見方が変わってきており,リアルタイムで見ている人は少なく(録画やオンデマンドで見ている人が多い),複数メディアとの「ながら接触」が多い(アニメを見ながらタブレットやスマホを使いSNSに投稿する)等の話は非常に興味深いものでした。

 

第2部では,知的財産委員会から白木裕一弁護士が登壇し,キャラクターライセンス契約における実務上の留意点について解説しました。ライセンシーの立場から,望ましい契約条項について具体的に解説する非常に実践的な内容で,キャラクターを二次使用したいと考えているクリエイターの方にはもちろん,これからキャラクターの商品化ビジネスに関わっていきたいと考えている弁護士にとっても貴重なものだったと思います。

 

知的財産委員会は同イベントに後援しており,今後も,ODCCライセンスビジネス研究会の活動に協力していく予定です。次回以降のイベントについても,本ブログでご紹介していきたいと思っています。

知的財産委員会は,このような知的財産権制度の普及活動とともに,自社の保有する知的財産権に関する疑問に直接対応するために,大阪弁護士会での専門法律相談制度を設け,実務経験に富む弁護士が対応できるようにしておりますので,ご活用いただければ幸いです。

公立高校の甲子園

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 高校野球検定初級(中級不合格)の高橋です。いつもは法律に絡む話をしますが,今回はとして高校野球の話をします。

 

 夏の甲子園の大阪大会決勝で,大阪府立大冠(おおかんむり)高校が大阪桐蔭高校と熱戦を演じました。約30年前に分校として設置されたこの高校は,破壊力ある打線で,選抜優勝校を最後まで追い詰めました。中村紀洋選手を擁した平成2年の渋谷(しぶたに)高校以来の公立高校の大阪の夏の代表まであと一歩でした。

 

 1970年頃の「私学7強」(浪商,明星,興国,北陽,大鉄,PL学園,近大附属),その後の上宮,大阪桐蔭,履正社などがひしめく大阪で,公立高校の甲子園出場は至難の業です。しかし,終戦直後は公立高校も強かったのです。春の選抜では,昭和24年に北野高校が芦屋高校を破って優勝しました。議員定数違憲訴訟などに取り組んだ大阪弁護士会の故山本次郎弁護士はその中心選手でした。生前は,一死満塁のサヨナラのピンチに北野高校のレフトがライナーを捕球してセカンドに投げてダブルプレー,といった話などをよくしておられたようです。昭和27年の夏には,八尾高校の木村保投手(元阪神)が,予選から本大会の準決勝まで全て完封という史上初の記録で勝ち進みましたが,決勝では芦屋高校に雪辱されました。

 

 当時は全国でも公立高校が強かったのです。戦後25年間の夏の決勝中,昭和39年(高知と早鞆)と45年(東海大相模とPL学園)以外は,どちらかが公立です。その後も,銚子商,習志野,簑島,池田などの活躍がありました。

 しかし,平成年間の夏の大会での公立高校の優勝は3回だけです。決勝で決勝満塁本塁打が飛び出す佐賀県勢(平成6年佐賀商業,19年佐賀北),「奇跡のバックホーム」で熊本工業を破った松山商業(平成8年)と,印象に残る優勝ばかりではあるのですが。準優勝校も,この熊本工業のほか,沖縄水産(2度)のみです。春の選抜に目を向けても,平成年間の公立高校の優勝は,阪神淡路大震災直後の観音寺中央(平成7年)と,現広島の今村投手を擁した長崎清峰(平成21年)のみです。四国と九州は公立高校健在,という感じです。ちなみに,「これまで春も夏も公立高校しか甲子園に出場したことがない都道府県はどこ?」という,高校野球ファンにとっては定番のクイズがありますが,皆さん,おわかりですか。

 

 私は私立高校も好きです。多くの才能がある選手の活躍を見ることも,そのような選手のプロ野球やメジャーリーグでの清澄を見るのも楽しみです。ただ,公立高校のあまり強くない野球部に所属していた私(しかも途中逃亡)としては,何年かに1度公立も優勝してくれたらな,という思いで高校野球を見ています。事務所から30分もあれば甲子園球場に着くのに,たいていは仕事をしながらテレビで,ですが。

 

 「スポーツ法学会」というものがあります。先日,ガンバ対セレッソの際の弁護士会のイベントの後の飲み会で,その学会の皆様にこのような知識を披露したら,呆れられたうえで,スカウトされかけました。でも,私は,このままマニアックな知識を蓄えて生きて行きたいと思っています。

 

*クイズの答えは徳島県です。

法教育の大切さ

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 弁護士の仕事をしていると、相談者の方々の考え方と、弁護士としての考え方の違いを感じることがあります。

 

 たとえば、先日は、刑事事件の依頼者の方から「黙秘をしたら印象が悪くなりませんか?」「悪いことをしたから黙秘しているんだと疑われませんか?」と聞かれました。

 

 弁護士は、黙秘をしても印象が悪くなることはないし、そのようなことがあってはならないと考えます。黙秘権を行使することと、悪いことをしたかどうかは、関係のないことです。

 

 私たちの国の憲法は、私たち国民に黙秘権を保障しています。これは、悪人を守るためのルールではなく、無実の人が誤って処罰されることを防ぐ、私たちみんなのためのルールです。

 黙秘権を行使できなかったために誤って処罰されてしまったことが、後になって判明した事件もたくさんあります。

 

 法律の理解を深め、正しく権利を行使できる社会、正しく義務を守る社会にするためには、法教育がとても大切です。

学生の頃から、なぜそのルールが必要なのか、そのルールがないとどうなってしまうのかを学ぶことで、法律に対する考え方が身につきます。

 

 大阪弁護士会は、小中高校弁護士に出張して、様々なテーマで法教育の授業を行っています。

 興味がある方は、是非、大阪弁護士会までお問い合わせください。

 

大阪弁護士会ホームページ <法教育活動について>

http://www.osakaben.or.jp/01-aboutus/committee/room/lowroom/index.php

高校生模擬裁判選手権(関西大会)

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台風で一日順延となりましたが、今年もいよいよ甲子園の開幕ですね。

今日から熱戦が繰りひろげられることでしょう。

 

しかし、甲子園に負けない、いえ、それ以上の熱戦が8月5日(土)に大阪地方裁判所で繰り広げられていました。

 

第11回目となる高校生模擬裁判選手権(関西大会)です。

今年は応募校が多く、はじめて予選を行い、本選出場校は、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の2府4県から8校でした。

 

この高校生模擬裁判選手権というのは架空の刑事事件を題材に実際の法廷で高校生が検察側と弁護側に分かれて、証人尋問、被告人質問を行い、その証言も証拠の一つとして、それぞれ有罪・無罪の主張を行います。

 

架空の刑事事件とはいえ、日本弁護士連合会が作成しますので、本格的なものになっています。

 

そして、審査はその立証内容や論理立てた説明ができているかなどが審査されます。

 

高校生の法廷での様子を見ると、本当に準備してきたことが分かり、今日のために頑張ってきたことが分かります。

しっかりとした尋問、論理の組み立ては、検察官、弁護士も顔負けの迫力です。

 

熱戦の後、結果の発表です。

今年の優勝校は同志社香里高校でした。

まさに飛び上がっての喜び。昨年はおしくも準優勝でしたので、その喜びもひとしおのことだったのだと思います。

 

本当は、結果よりもこの日のためにいろいろと考えてきた。みんなと議論した。頑張ってきた。こうしたことが貴重で重要なことですので、その場にいた高校生はいい経験をしてくれたのではないかと思います。

 

今回、予選を突破し、初出場となった三国丘高校は惜しくも入賞には届きませんでしたが、最初から最後まで「楽しかった。」と言ってくれていたようです。

 

来年はどんな熱戦が繰り広げられるのか。

今から楽しみです。

法廷内での手錠・腰縄とヨーロッパ調査

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もうすぐお盆休みですね。

皆さんは、どこかに行かれるのでしょうか。

 

私は、家でまったり過ごしたいですが、子どもがいるので、

海に、プールにと大忙しの休暇になりそうです。

 

ところで、休暇ではないですが、今、私が、毎日仕事でしていることと言えば、9月に行く予定のヨーロッパ調査旅行のセッティングです。

 

何を調査しにいくのかと言えば、ヨーロッパの各国では、

刑事事件の裁判が行われる法廷に、拘束されている被告人が

出てくる際に、手錠等がされているのか否か、されていないのであれば、その法的理由についてです。

 

日本の刑事裁判の法廷では、通常、拘留されている刑事被告人は、

手錠と腰縄をされたまま法廷に入ってきて、裁判官が法廷に入り、

手錠と腰縄の解錠を指示するまでは、手錠と腰縄をされたままです。

その姿を裁判官はもちろんのこと傍聴人も目にすることになります。

 

誰でも見学できますので、一度刑事裁判の傍聴にいらしてみると、

実態を見て、何か感じることがあるかもしれません。

 

私たちは、このような扱いが、被告人の人権を侵害しているのではないか、無罪推定の権利に反するのではないか、という疑問を抱き、

他の国における被告人の取り扱いを調べるため、ヨーロッパに調査に行くことになりました。

 

ちなみに、6月には、韓国に調査に行きました。

韓国の刑事訴訟法は、日本の刑事訴訟法とほぼ同じですが、韓国では、被告人は法廷内で、どのような拘束も受けていませんでした。

これは、私にはすごく新鮮なことでした。

 

ヨーロッパでの調査もすごく楽しみです。

ヨーロッパでは、人権や無罪推定に配慮して、手錠などはされていないけれど、ガラス張りの小部屋に入れられているなどいろいろな噂は聞きますが、百聞は一見にしかずです。

 

調査の結果は、12月1日に行われる近畿弁護士連合会大会のシンポジウムにて、報告する予定です。

 

このブログを読んで、被告人が手錠・腰縄をされたまま、傍聴人や裁判官の前に出てくることについて、少しでも思いを巡らせていただければ、幸いです。

 

よい休日をお過ごしください。

 

 

 

 


司法委員会とは?

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 皆様はお盆休み、楽しく過ごされましたでしょうか。

 

 人生初のブログ投稿です。司法委員会の副委員長として、投稿します。

 

 司法委員会は、その業務の性質上、このブログをご覧の皆様にはなじみがないと思いますが、司法制度、司法事務の改善進歩、判例・法令の運用などに関する調査研究をつかさどっています。

 

 具体的には、裁判所との懇談会を主催したり、法令が制定・改定される場合に、弁護士会として述べる意見を検討したり、会員向けの研修を企画したりしています。

 

 例えば、裁判所との懇談会であれば、裁判所のユーザーでもある弁護士として、普段の業務の中などでに、裁判所として改善して欲しい点などについて会員から意見等を募り、懇談事項としてあげ、それについて具体的に懇談を交わすといったものです。

 

 弁護士は普段の業務以外にこんなこともしてます、ということで紹介しました。

マーフィーの法則についての考察

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【トーストのバターを塗った面が下を向いて落ちる確率は、カーペットの値段に比例する。】

 

トーストのバターを塗った面が下を向いて落ちる確率をp、カーペットの値段をvとすると、命題は、

              p=a×v

で表せる。

ただ、pは確率なので、0<=p<=1とならないといけないが、しかしvなんていくらでも高いものは想定できるので、0<=v<=∞となってしまう。

そこで、aは、vがある値をとるまでは定数だが、これを超えたところからは1/vとなる(つまり、pはvに関わらずつねに1になる)と考えるべきだろう。

 

人に遺言を書け書けとさんざん言っている身でありながら、よく考えると、自分は書いてなかった、と思い、ふと書いてみた。

一つの漢字をじっと見ていると、ゲシュタルト崩壊を起こして、漢字を一塊の文字として認識しにくくなるが、書くときも同じで、極度に緊張して書くと、偏と旁(つくり)がバラバラになって、文字を間違える。

案の定、間違えた。

訂正がまた、めんどくさい。いちいちその行に、「本行〇字削除〇字加入」と書き、署名をし、訂正箇所に押印。この訂正文言をまた、間違えそうになる。

案の定、間違えた。

ややこしいので、書き直す。また一から書き直す。だんだん書き進む。終わりに近づくと、だんだん緊張する。

案の定、間違えた。

また書き直す。一から書き直す。いい加減、めんどくさくなり、だんだん逆に、緊張がなくなってきた。もう、さっさと書いてしまえ。いつもの早書きでささっと。

案の定、間違えた。

 

なにやら、一定の法則があるようだ。

自筆文書を書くときに文字を書き間違える確率は、訂正のめんどくささ度合に比例する。

そして、めんどくささ度合が一定以上に達すると、必ず間違える。

 

帰ってきた「貧困問題連続市民講座」

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はじめまして。弁護士の冨田真平と申します。

お盆も明けましたが、毎日暑い日が続いていますね。皆様しっかり水分をとって熱中症にお気をつけください。(かくいう私は、部屋のクーラーが壊れているため、毎日寝苦しい夜を過ごしております)。

 

さて、今日は、帰ってきた「貧困問題連続市民講座」のご案内です。

 

皆様は今、日本の貧困率がどのくらいかご存知でしょうか?

 

2015年の日本の相対的貧困率は15.6%で、先進国の中でもかなり高い数字になっております。また、ひとり親世帯の相対的貧困率に至っては、なんと約5割!つまり、国民の約7人に1人が、ひとり親世帯に至っては約2人に1人が「貧困」と呼ばれる状態に陥っているのです。

 

このように貧困が広がる日本社会で、貧困問題についてどのように考え、取り組んでいけばいいかを、各分野に詳しい講師の方々をお呼びし、市民の皆様と一緒に考える―それが貧困問題連続市民講座です。

 

前回の連続講座は、2010年8月から約2年にわたって計30回近く開催され、毎回豪華な講師陣をお呼びし、多くの市民の皆様に参加いただきました。皆様の中でももしかしたらこの講座に参加いただいた方がいらっしゃるかもしれません。

 

その貧困問題連続市民講座を「貧困問題連続市民講座 リターンズ」と題して今年の8月から再び開催することになりました。

記念すべき第1回目は、今月の9日に行い、藤田孝典さんを講師にお招きして、日本社会の貧困の全体像についてわかりやすく解説いただきました。当日は、115人の方にご参加いただきました。

 

第2回目は、10月3日午後6時30分より、奨学金をテーマにこの問題のプロフェショナルである弁護士の岩重佳治さんをお呼びしてご講演いただく予定です。

(詳細はこちら(http://www.osakaben.or.jp/event/2017/2017_0809_1003.php)をご覧ください。 )

 

今後もおよそ2か月に1回のペースで、奨学金や子供の貧困、住宅問題、生活困窮者自立支援制度、社会保障を支える財政論の問題などについて講師をお呼びして開催する予定です。

 

皆様もぜひ足をお運びください。

灼熱の当番弁護士

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当番弁護士という制度は、みなさんもうご存知だと思いますが、名簿に登録された弁護士に、年に何回か当番の割当があり、その日に指示された警察や留置施設に出動するシステムになっています。

 

当番になっていても出動しない日もあれば、2件以上出動する日もあります(最近はほとんどの場合1件だけになっています)。

 

7月にも当番に当たっていた日があり、その時には出動要請がなかったのですが、8月11日の当番の日には、港警察と平野警察の2件出動要請がありました。

 

まあ2件とも大阪市内だし何とかなるか、と思って被疑者国選を受任したのですが、この2つの警察は難波から西と天王寺から東という方向で西と東に離れており、同じ日に2件回ると3時間以上かかるのでありました。

 

この時間がかかるのも問題でしたが、それより大変だったのはこのところの暑さで、ちょっと外を歩いただけで灼熱の太陽に暴力的な日差しを容赦なく浴びせられますので、この前事務所に来られた方に「えらい日焼けされましたな」と言われました。そのような暑さのせいで、軽い熱中症になったのか、翌日から微熱が出て、それだけでなく右足の血行が悪くなり歩くのが困難になってしまいました。

 

11日は休日で、出動がなければその日から16日までの6日間、夏休みだったので高校野球を見ながら部屋の整理をしようと考えていたのですが、まず11日が出動で休みでなくなり、15日も接見に行ったので残り4日間となりましたが、そのうち3日間は熱のため動けず寝ているという状況で夏休みが終わってしまいました。

 

もちろん休みが明けてもまた両警察に行かねばならず、案の定2件とも勾留延長されたので、さらに警察通いが続き、ようやく明日満期を迎えるため、やっとひと息つけますが、今年の8月は、ほぼ警察に行っていたという記憶しかありません。

 

このブログには、今回書いたような、仕事が大変だという話はあまり書きたくなかったのですが、とにかく8月は警察に行っていた以外の記憶があまりないので、他に書くことも思いつかず、書いてしまいました。

 

ひまわり法律相談が平日毎日になります!

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 そろそろ8月も終わろうとしていますが、皆様、夏休みはいかがお過ごしでしたか?

 

 私は、大阪弁護士会の高齢者・障害者総合支援センター(愛称「ひまわり」)に所属しています。

 「ひまわり」では、平成29年10月から、法律相談を増設し、月・火・水・木・金と、平日毎日行うことにしました。

 「ひまわり」では、平成10年に、高齢者や障害者を対象とした法律相談(電話相談、来館相談、出張相談)を始めましたが、非常に好評を頂いており、これまでも、当初週1回で始めた法律相談を、週2回、週3回と増設してきたのですが、「電話がなかなかつながらない」、「来館相談の予約がなかなか取れない」、とのお声を聞くことも多く、このたび、週5回に増設することになりました。

 「ひまわり」の法律相談では、高齢者・障害者ご本人からの相談だけでなく、ご家族や支援者の方からのご相談も伺っています。また、高齢者・障害者のご相談でしたら、一般的な法律問題(借金や家族のことなど)もご相談にのっています。

 3時間の電話相談の間、電話は鳴りっぱなしですが、電話が鳴らない時間もたまにあります。そのようなときは、相談者同士で、相談内容を議論したりしています。高齢者、障害者の方のご相談は、一般的なご相談も多いですが、権利擁護の観点からとくに専門的な知識が必要とされるご相談も多いですので、相談者同士の議論がとても役に立っています。

 下記のように、来館相談の無料キャンペーンも行います。

 (なお、電話相談は、いつも無料です!)

 より相談しやすくなった「ひまわり」の法律相談をぜひご活用ください!

                 記

・電話相談・来館相談実施日(平成29年10月2日から)

月・火・水・木・金毎日 午後1時から午後4時まで(祝日の場合は実施しません)

電話番号 06-6364-1251

※相談日増設キャンペーンとして、平成29年10月2日(月)から同年10月6日(金)までの1週間は、来館相談の相談料は無料です。ただし予約が必要ですので、上記電話番号へお電話ください。

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