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Channel: 弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿
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接見室における写真撮影に関する東京高裁判決に対する会長声明を発表しました

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8月5日、接見室における写真撮影に関する東京高裁判決に対する会長声明を発表しました。

 

             【接見室における写真撮影に関する東京高裁判決に対する会長声明】

 

 本年7月9日、東京高等裁判所第2民事部(柴田寛之裁判長)は、拘置所で勾留中の被告人と接見していた弁護人が、デジタルカメラで被告人を写真撮影して いたところ、拘置所職員が撮影を禁止したうえで接見を中止させた行為について、弁護人の接見交通権や弁護活動の自由を侵害するとして提起した国家賠償訴訟 において、国に10万円の支払いを命じた原告一部勝訴の原判決を取り消し、請求をすべて棄却する逆転判決(以下「本判決」という。)を言い渡した。
 原判決は、接見交通権が憲法の保障に由来する権利であることを踏まえ、弁護人の接見を中止することができるのは、具体的事情の下、未決拘禁者の逃亡のお それ、罪証隠滅のおそれ、その他の刑事施設の設置目的に反するおそれが生ずる相当の蓋然性があると認められる場合に限られると判示し、弁護人の撮影行為に はこれらの蓋然性があるとは認められないと結論づけた。
 しかし、本判決は、憲法第34条前段が、被疑者・被告人が弁護人と面会して相談し、その助言を受けるなど弁護人からの充分な援助を受ける機会を持つこと を保障していると解しながら、「接見」という文言が一般的には「面会」と同義に解されること、刑事訴訟法制定当時にカメラやビデオ等の撮影機器が普及して おらず、弁護人による写真や動画の撮影が想定されていなかったことを理由に、写真撮影等が弁護活動に必要な接見として保障されるものではないとした。その うえで、弁護人との面会を一時停止または終了させる要件として、原判決のように逃亡や罪証隠滅等の蓋然性までは必要なく、単に刑事施設が定めた規律侵害行 為があれば接見を中断できると判示した。
 弁護人が、身体拘束を受けている被疑者・被告人と面会し、様々な情報を取得し、発信することは、弁護権の極めて重要な要素である。そして、弁護権が十分 に保障されることが、圧倒的な権力を有する国家と被疑者・被告人が対峙するうえで、必須の前提となることは言うまでもない。2005年(平成17年)1月 25日のいわゆる後藤国賠控訴審判決が、接見は口頭での意思連絡に限定されないことを判示していることに照らしても、弁護人が弁護活動の一環として接見室 内で行った撮影行為を、具体的な支障もないのに中止することは許されず、本判決の判断は極めて不当である。
 本判決により、刑事弁護を担う弁護士が、接見室内における被疑者・被告人の言動を記録化し、将来の訴訟行為に役立てようとする活動が規制されることが常態化し、弁護人が撮影を躊躇するような状況を作出することはあってはならない。
 近畿弁護士会連合会は、2013年(平成25年)9月20日、法務大臣、検事総長、国家公安委員会及び警察庁長官に対し、接見室における弁護人の自由な 電子機器の利用を妨害しないことを求める決議をしているが、当会としても、あらためて、弁護人が被疑者・被告人と接見する際に、弁護活動のために必要な電 子機器の利用をすることは、弁護権として保障されるべき行為であることを表明する。
 

                                                2015年(平成27年)8月5日
                                                    大阪弁護士会      
                                                    会長 松 葉 知 幸


皆生トライアスロンに出場しました!

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皆さん,お久しぶりです。林裕悟です。

前回までは,皆さんに弁護士や弁護士会を身近に感じていただけるように,手軽に楽しめる題材を選んで投稿してきました。

が,今回は,私の趣味であるトライアスロンについて,ガッツリ書かせていただきます。

そう,去る7月19日(日)に鳥取県西部の皆生温泉で開催された第35回全日本トライアスロン皆生大会の参戦記です。

 

このブログをご覧いただいている皆さんの中には,トライアスロンという競技をあまりご存じない方もたくさんいらっしゃると思います。そんな方々にも少しでも分かりやすく読んでいただき,またトライアスロンの楽しさや面白さを少しでも理解していただけたら嬉しいです。

 

今回私が出場した全日本トライアスロン皆生大会は,日本で最初に開催されたトライアスロンの大会です。

35年前の1981年8月20日,皆生温泉の旅館組合の青年たちが,ハワイで行われている鉄人レース,IRONMANを参考に,手探りで開催したそうです。そんな日本で最初のトライアスロンの大会には,女子2名を含む53名の選手が出場しました。

そして,この第1回大会の優勝者は,あのフォークシンガーの高石ともやさんと下津紀代志さん。優勝者なのに,なぜか二人なんです。

そう,二人は,最後のランニングパートに入っても互いにトップを譲らず併走していたそうですが,最終的には手をつないで同時にゴールしました。高石ともや氏によれば,灼熱の太陽のもとで長時間にわたりすべてを出し切ってしのぎを削りあった二人は,お互いの頑張りをたたえあい,ゴールを目前にして自然と「一緒にゴールをしよう」という心境に至ったとか。

これが「勇者の伝説」。この精神は,いまもなお皆生で熱く語り継がれています。

そんな勇者の伝説に見守られて,今年も,皆生大会に出場しました。

少しでも勇者に近づくために。

そして,自分らしさを見つめなおすために。

 

では,さっそく,皆生大会参戦記のはじまりはじまり・・・

 

 

 

っとその前に,トライアスロンと皆生大会について,簡単に説明させていただきます。

トライアスロンとは,水泳,自転車,ランニングという3つの種目を,一人でこの順番で連続して行う競技です。大会によって距離は様々で,オリンピックや日本選手権などは水泳1.5km,自転車40km,ランニング10kmというショートディスタンスという距離で開催されます。

今回,私が出場した皆生大会はロングディスタンスと呼ばれる大会であり,水泳は3km,自転車は140km,ランニングは42.195kmで争われます。

現在,日本国内では,ロングディスタンスの大会は,この皆生大会を含めて,5つしか開催されていません。

皆生大会のほかは,沖縄県の宮古島で開催される宮古島大会,長崎県五島列島で開催されるバラモンキング,新潟県佐渡島で開催される佐渡国際トライアスロン,そして北海道洞爺湖温泉で開催されるアイアンマンジャパン。

 

そんななかでも,皆生大会の特徴は,なんといっても自転車のコースの厳しさと灼熱の太陽です。

自転車のコースは,皆生温泉をスタートし,大山を上り下りする山岳コース。上りでは頂上を目指して必死にペダルを踏み込み,下りでは次の上りに向けてスピードを保つためにとにかくペダルを回す。これの繰り返し。息つく暇もなく頑張り続けなければなりません。

そして,梅雨明け直後の灼熱の太陽にさらされながらのフルマラソンでは,暑さによって体力が限界まで削り取られます。ランニングスタート時点で,既に足はパンパン。太陽は真上。路面には陽炎が漂います。そんな中での42.195km。皆さん,想像できますか?

とにかく,過酷で厳しい大会なんです。

 

前置きが長くなりましたね。

今度こそ本当に,本題の皆生大会参戦記,はじまりはじまり・・・

 

 

水泳編

レース当日の7月19日,台風一過の皆生温泉海岸は,早朝から波高ゼロ。いわゆるべたなぎの状態でした。

3種目の中では水泳を得意種目としている私は,スタート地点の砂浜で,最前列のやや後ろあたりにスタンバイ。そして,午前7時,スタートの合図とともに,海に向かって駆け出します。

トライアスロンの水泳では,スタート直後にバトルと呼ばれる場所取り合戦があります。

少しでも直線的にロスの少ないコース(インコース)を泳ぎたい多くの選手が,同時に同じ海に向かって泳ぎ出すからです。

今年の皆生大会は,例年以上に激しいバトルになりました。

皆生の水泳コースは,スタート地点から約400m先に第1ブイが設置されており,コースはこの第1ブイで左に大きく折れ曲がります。そのため,第1ブイまでは多くの選手たちがコース左側に集中するのです。

私は,砂浜の中央部分からスタートしましたが,右からスタートした選手たちがどんどん左に寄ってきた結果,激しいバトルに巻き込まれました。

私の左側にはすでにある選手が泳いでいます。なのに,右側から別の選手が迫ってきます。その間に僅かなスペースを見つけて泳ぎ進むのですが,次にヘッドアップをして前を向いたときには,さっきまであったわずかなスペースが完全になくなっています。一瞬ひるむ私。ですが,私の後方からはすでに別の選手が私の足元に迫っています。

止まることすらできない私は,さっきまであった,そしてもう今はなくなってしまったそのスペースに突入するしかありません。

隣の選手に乗りかかられます。身体同士が激しくぶつかります。

でも,止まることは何の解決にもなりません。止まれば後ろの選手が私の真上に乗りかかってくるからです。とにかく,前に進むしかない。命の危険すら感じる厳しいバトルでした。

第1ブイに到着して,既に疲れ果てていました。必死に泳いだので息が上がっています。でも,バトルから解放されて,精神的な余裕が生まれました。まだ水泳は2.6kmも残っています。タイムはもうどうでもいい,とにかく落ち着いて2.6km先の水泳のゴールを目指そう。そう切り替えて,ゆったりとストレスのない泳ぎを意識して,ゴールを目指します。

スイムアップは59分24秒。予想通り,昨年の51分30秒よりも大きくタイムを落としています。疲労感も例年以上です。

ですが,とにかく,無事に陸上にたどり着き,2種目目の自転車のスタートラインに立つことができました。それだけで十分でした。

ウェットスーツを脱ぎ,バイクジャージに着替えて,美しくそびえる大山を目指します。

 

 

自転車編

2種目目の自転車がスタートしました。

この自転車のコース,大会2か月前に試走したのですが,そのときは絶不調。40km地点で既に足は疲労困憊のいっぱいいっぱい。おっちらおっちらと歩くくらいのスピードでしか山を上れませんでした。明らかに練習量が不足していました。そこで,5月以降は,皆生大会の登坂を意識して,上りを中心に練習を重ねてきました。

朝練と称して,出勤前の1時間,自宅の裏にある地元の山を上ってから通勤する日々を繰り返しました。

その成果でしょうか。

大会当日は,水泳での苦しみがうそだったかのように,快調に漕ぎ進むことができています。

今回の自転車の作戦は,「とにかく100km地点までは頑張らない。100km地点からラストの40kmだけを頑張る。」

というのも,一定の練習をこなしている者であれば誰でも100kmくらいまでは体力も脚力も残っていて,頑張れば速く走ることができます。

ですが,頑張りすぎると100kmあたりで足に疲労が蓄積し,速度が大きく落ちてしまうからです。

そうなるとランニングにも悪影響を及ぼします。

 

トライアスロンは3種目トータルのタイムで争う競技です。自転車の100kmまでが早かったとしても,トータルタイムで遅くなってしまcつては意味がありません。

最後まで,一定の速度を維持できることがとっても大切なのです。

そのため,「最初の30kmはウォーミングアップ」くらいのつもりで余力をもって走っていました。

そして,ちょうど30kmあたりに差し掛かりました。まだまだ足にも心肺にも余裕があります。もう少し出力を上げてもいいかも,などと思い始めていました。

ちょうどそのとき,知人の自転車が私の右側からスーッと追い抜いていきました。

この知人,私よりも実績も走力もある,能力の高い選手です。

でも,こんなにも「スーッと」抜かれてしまうほど,実力差はないように思いました。

もう少し出力を上げよう。

このとき,そう思ったのです。

 

そこからは,頑張るっていうほどではないにしても,ペダルにしっかりと力を加えて漕いで行きました。

いよいよ大山への長い長い上り坂に差し掛かりました。

いつもは苦しい坂も,なぜか今日は軽快に上って行けます。

いつもはどんどん追い抜かれるポイントも,逆に数人の選手を追い抜いていけます。

朝練の効果でしょうか。

もしかしたら,驚くようなタイムが出るかもしれない。

そんな過剰とも思える期待が胸の中に芽生えます。

が,朝練はせいぜい1時間。

トライアスロンで試されるのはもっともっと長時間にわたって一定の出力を維持し続ける持久力です。

今は軽快に上ることができても,やはり100kmあたりで大きな減速を余儀なくされるかもしれない。

はやる気持ちを抑えて,出力を上げすぎないように気をつけます。

 

100km地点付近に,大きなエイドステーションがあります。

ここでは毎年選手にメロンが振舞われます。

私はここでメロンをたらふく口にすることを毎年楽しみにしています

が,今年は2切れだけしか食べませんでした。

気持ちがはやっている証拠です。

100kmを過ぎました。

やはり足に疲労感を感じ始めました。

でも,まだ出力は落ちません。

「100km地点からラストの40kmは頑張る。」

この作戦を実行に移すときが来ました。

遅れはじめた周りの選手を,一人,また一人と追い抜いていきます。

この調子であれば,本当に驚くようなタイムをたたき出せるかもしれない。前半に抱いた淡い期待が,徐々に野望に変わりつつあります。

ラストの河川敷。例年,向かい風に苦しめられます。今年もやはり向い風。でも,今年は頑張ります。「驚くようなタイム」を目指して。

そして,ついにバイクアップ!

タイムは5時間08分。前回までの自己ベストである5時間33分を25分も上回っています。

メロンを我慢した甲斐がありました。

バイクジャージからランニング用のジャージに着替え,バイクシューズからランニングシューズに履き替えます。

満足感いっぱいで,ランニングのスタートラインにつきました。

 

長々と書き連ねてきましたが,まだ自転車編が終わったところです。

本当は,ランニング編,そうして感動のゴールシーンまでしっかりと描ききりたかったのですが,さすがに皆さんお疲れなのではないでしょうか。

やっぱり前置きが長すぎましたね…

 

ということで,感動のゴールシーンは次回に持ち越しということにさせていただきます。

ここまで楽しんで読んでくださった皆様の期待を裏切ってしまい,本当にごめんなさい。

次回の私のブログ担当日にご期待ください!

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明日からもがんばって!!

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4月30日以来2度目のブログ投稿となります,森下久美子です。

前回のブログもお片付け・掃除関連の話題だったのですが,恐縮ながら今回も同じような話題です。(ブログを始めてから,自分の興味が掃除に向いていることに気付かされました。)

 

最近、うちに「ルンバ」(ロボット掃除機)がやってきました。ルンバは床に落ちている埃等を掃除してくれるロボットで、掃除を終えると自ら元の場所(充電器のある場所)に戻る賢い子です。

 

初めてルンバを走らせた日のこと、ウキウキしながら帰宅すると、残念なことに、ルンバが玄関で息絶えていました。どうやら分厚い玄関マットを一旦は乗り超えたものの、もう一度上ることができず、ずっと玄関を掃除してそのまま充電切れとなったようです。

また、ある時には、ルンバを走らせた後、リビングにあるはずのごみ箱が忽然と消えました。至急捜索にあたると、洗面所にごみ箱が倒れており、どうやらルンバが運搬したようでした。(ルンバの馬力は結構すごいということが、お分かりいただけるかと思います。)

 

というように、床に物が色々と置いてある状態では、ルンバはその能力を最大限に生かすことができません。最近は私のほうもルンバに対する配慮(極力床に物を置かないようにするなど)ができるようになり、ルンバの存在は、私にとって無くてはならないものとなっています。

 

掃除を終えて元の場所に戻り(充電態勢に入り)、明日からの活動に向け、私の帰宅を待ってくれているルンバは、何て健気でかわいい子なのだろうと思います。

ルンバさん、明日からもがんばってね!!

MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿0810」 今夜放送

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大阪弁護士会 広報室の北野知広です。

 

MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」

本日お送りする放送は、志和謙祐弁護士と椚座三千子弁護士のご出演です。

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弁護士の夏休みって? 弁護士の家庭内交渉の実態とは? 楽しく語って頂きました。

 

 

続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、大阪弁護士会 副会長の岩佐嘉彦弁護士に、「第15回 大阪弁護士会人権賞」について紹介いただきます。

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人権擁護活動をなさっている方々を表彰しています。
皆様の身近にどなたか相応しい方がおられましたら推薦または応募をお願いいたします。

 

<人権賞>について、詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.osakaben.or.jp/05_menu/01_jinkensyou/index.php

 

今夜の放送もお楽しみに!

市民集会「日本はどこに向かうのか?~各界から上がる安保法案への反対の声~」開催しました

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8月8日(土)、市民集会「日本はどこに向かうのか?~各界から上がる安保法案への反対の声~」開催しました。

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早稲田大の水島朝穂教授の講演や「安保関連法案に反対するママの会」のみなさんにも登壇いただきました。

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ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英 京都大名誉教授や作家の森村誠一氏からのビデオレターも放映、543人の参加者のもと、安全保障関連法案の廃案を訴えました。

「これでいいのか!?福島県県民健康調査 ~放射線による健康被害を考える~」を開催します

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日弁連第58回人権擁護大会プレシンポジウム
「これでいいのか!?福島県県民健康調査 ~放射線による健康被害を考える~」を開催します。

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福島第一原子力発電所事故により、膨大な量の放射性物質が大気中などに放出されました。放射線による健康影響について唯一実施されている公的な健康調査が、福島県が2011年6月から実施している「県民健康調査」です。
2011年10月に開始した甲状腺検査(先行検査)では、2015年3月31日までの約30万人の受診者のうち、112人もの方が甲状腺がんの「悪性ないし悪性疑い」と判定されました。

 

なぜ健康調査が必要なのか、実施されている県民健康調査はどのようなものなのか、その問題点は何か、現在までのデータをどのように読むべきかなどについて、低線量被ばくによる健康被害やデータ分析に詳しい専門家からお話を伺い、皆さまと一緒に考えたいと思います。

ローマ法の学生論文を書いた頃のこと

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 表題は,民事訴訟法の大家・三ヶ月章先生(元東京大学名誉教授)の1983年のエッセイの題名です。

 当時受験生だった私が何気なく買った「法律論文の考え方・書き方」(有斐閣)の最後に載っていました(三ヶ月章「民事訴訟法研究第8巻」に「雑録」として収録されています)。

 

 今では信じられないことですが,昭和17年当時は,東大(帝大)法学部に入学すると,最初に「ローマ法」を学んだそうです。

 そこで優秀な成績を収めた三ヶ月先生には,今の価値で数十万円の奨学金が与えられることになったのですが,そのかわり,ローマ法についての論文を書くという「対価」が課せられました。

 法学部入学のわずか半年後にローマ法の論文を書くということなどは想像もつかないことですが,三ヶ月先生は,1年をかけて,「契約法に於ける形式主義とその崩壊の史的研究」という論文を書き上げたのです(「民事訴訟法研究第5巻」に収録)。

 しかも,そのレベルは中途半端なものではなく,今でも時々引用される,価値のある興味深い論文です。

 

 旧制の大学法学部は3年間でしたが,当時は戦時下で半分の1年半に短縮されていました。

 入学後半年目から始まる2年次,通常の倍の速度で進む商法や刑事訴訟法の授業の準備は通学中の電車の中で済ませ,参考文献を読むためにローマ法の教授の研究室や図書館に通ってこのような論文を書き上げたという「凄さ」には本当に感服し,三ヶ月先生の天才を感じます。

 

 三ヶ月先生は,それをすることができた「客観的背景」として,「当時の日本が戦争のさ中であったこと」をあげています。 

 論文を仕上げた2週間後の昭和18年9月下旬,学徒の徴集延期措置が撤廃され,三ヶ月先生も2か月後には兵役に服しました。

 「戦争に行けば,まずは生きて帰って来ることは期待してはなるまい,と誰もが考えていた。こうした状況にあっては「戦争」という現実とかけはなれた「学問」というものがまことにかけがえのない貴重なものと感じられていたのである。」

 「縁あって最高学府の生活まで味わわせて頂いた己の青春の想い出を,1人の兵隊として命を落とす前に,それなりの形あるものに仕上げておきたいものだ,というつきつめた想いが,私を前へ前へと駆り立てていたというのが真実であった」

 

 三ヶ月先生は無事に帰還します。

 しかし,ホッケー部の仲間だった5人の友人のうち2人を亡くしたという話を,別のエッセイで書いておられます。

 

 買った本の「論文の書き方」の部分を実は私はろくに読みませんでした。

 しかし,受験勉強が嫌になったとき,このエッセイを読み直すと,自己の置かれた状況のありがたさを思い,凄まじい思いで勉強に取り組む必要を感じ,もっと頑張ろうという興奮を覚えました。

 

 私たち自身が,幸いにも戦争を知りません。

 ですから平和の尊さを今の若い人たちに伝える自信がありません。

 しかし,戦後70年,その大切さに危うさが感じられるこの時に,やはり何かを伝えようと思い,こんな話を書いてみました。

 

 弁護士になった後,ある懇親会で生前の三ヶ月先生とご一緒する機会があり,できればこの感謝をお伝えしたかったのですが,法務大臣時代の思い出をお聴きすることだけで終わってしまったのが少し心残りです。

 

 

MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿0817」 今夜放送

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大阪弁護士会 広報室の北野知広です。

 

MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」

本日お送りする放送は、梁栄文弁護士と康由美弁護士のご出演です。

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続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、大阪弁護士会 高齢者・障害者総合支援センター運営委員会の小谷真由香弁護士に、「高齢者・障害者総合支援センター(愛称ひまわり)」の取り組みについて紹介いただきます。

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大阪弁護士会は、高齢者や障害者の人々の、法律に関する支援をおこなうセンターをつくっています。愛称ひまわりです。
法律相談にのったり(出張もあります)、相手方や行政機関と交渉したり、頼まれれば財産の管理もします。

http://soudan.osakaben.or.jp/himawari/index.php

 

今夜の放送も、お楽しみに!


8/27 講演会「国際法及び国連における『平和への権利』の意義」を開催します

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8月27日、講演会「国際法及び国連における『平和への権利』の意義」を開催します。

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『誰にも平和に生きる権利がある』

 

いま、日本では、安保関連法の審議がなされていますが、海の向こうのジュネーブでは、国連で、平和を人権としてとらえ、平和への権利の人権宣言を作ろうと 審議がなされています。この平和への権利の人権宣言化の議論を踏まえ、日本が進むべき平和への道は、いかにあるべきかを探ります。

 

2015年8月27日(木)
午後6時00分~午後8時30分 (受付開始:午後5時30分)

大阪弁護士会館 2Fホール

 

詳細、お申し込みはこちら↓

http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_0827.php

梅小路蒸気機関車館

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先週お盆休みを頂いた間、

京都の梅小路蒸気機関車館に行ってきました。

私は必ずしも鉄道好きという訳ではないのですが、

平成27年8月30日に閉館するということで、

閉館前に子どもに見てもらおうと思ったからです。

 

梅小路蒸気機関車館は昭和47年に開館し、

今年で43年目を迎えたということでした。

 

残念ながら、

蒸気機関車に乗ることはしませんでしたが、

たぶんはじめて

蒸気機関車が動くところ、煙をはくところを生で見て、

汽笛を聞いて、というのは、良い経験になりました

(個人的には、乗るより、見るので満足)。

 

メインの展示場である扇形機関庫では、

機関車がずらりと並べられており、壮観でした。

残念ながら、子どもには大きすぎたのか、

機関庫の展示は、怖かったようです。

 

来年春には、同じ場所に

新しく鉄道博物館としてオープンするようです。

昨年春、大阪の弁天町駅そばの交通科学博物館も閉館し、

小さい頃に行った施設がなくなるというのは少し残念ですね。

 

で、閉館するということで、

普段だったらたぶん買わないような

お土産も購入しました。

梅小路蒸気機関車館のペーパークラフトと

蒸気機関車のチョロQ7台のセットです。

けっこういいお値段でした・・・

が、

子どもは毎日楽しんでくれているようで、

ペーパークラフトの出来も良かったので、

購入した甲斐がありました。

 

子どもたちの夏休みの期間もあと少し、

お子様のお出かけ先として、

また蒸気機関車に興味のある方にも、

おすすめのスポットです。

 

 

 

7/3 講演会「出願経過の参酌~弁理士・弁護士それぞれの視点から~」が開催されました。

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7月3日、講演会「出願経過の参酌~弁理士・弁護士それぞれの視点から~」が開催されました。

大阪弁護士会 知的財産委員会の永田貴久弁護士からの報告です。

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平成27年7月3日午後2時から午後5時10分まで,大阪弁護士会館2階大会議室にて,大阪弁護士会,日本弁理士会近畿支部の共催により,「出願経過の参酌~弁理士・弁護士それぞれの視点から」が開催されました。

 

当日は,前後半に分け岩坪哲弁護士,竹下明男弁理士より,弁護士と弁理士それぞれの視点から出願経過の参酌について講演いただきました。
前半は,岩坪弁護士から出願経過の参酌(包袋禁反言)について,主に権利行使の段階においてクレーム解釈に与える影響につき講演いただきました。まず, 代表的な裁判例を踏まえた一般論の説明があり,その後,餅事件を題材として出願経過とクレームの拡大解釈の検討,ボールスプライン軸受事件やペン型注射器 事件等を題材に包袋禁反言と均等論の関係の検討,連続壁体製造方法事件等を題材に無効審判・審決取消訴訟での陳述と包袋禁反言の関係の検討,最後にテレホ ンカード事件等を題材に分割出願と包袋禁反言との関係の検討をご講演いただきました。

後半は,竹下弁理士より主に権利化段階における対応,具体的には権利化後に不利とならないような記載・主張をどのように行うかについて講演いただきまし た。出願代理人として技術的意義の主張につき,記載しないことも記載しすぎることも問題があるという事を審査基準や複数の裁判例をふまえ講演いただき,そ の他,未知の例に備えた記載や意見書等における表現について留意点をご説明いただきました。
 
講演会当日には弁護士及び弁理士,139名の方にご参加頂き盛況のうちに終わりました。

MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿0824」 今夜放送

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大阪弁護士会 広報室の北野知広です。

 

MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」

本日お送りする放送は、橋森正樹弁護士と村岡悠子弁護士のご出演です。

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続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、大阪弁護士会 副会長の平野惠稔弁護士に、「法曹養成制度」についてお話しいただきます。

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今夜の放送もお楽しみに!

「なるほど広報室」で刑事訴訟法大改正を勉強しました!

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大阪弁護士会広報室の加藤慶子です。

 

当広報室は,定期的に司法記者クラブとの交流の場を持っており,
毎回著名な弁護士のゲストを記者と広報室とで囲む「居酒屋広報室」や
弁護士会からの広報関係を伝える「司法記者クラブとの昼食会」,
昨今話題の法律改正・社会問題について

短時間でその途のプロフェッショナルの弁護士から

お得に学べる勉強会「なるほど広報室」などを開催しています。

 

 

 

前回の「なるほど広報室」では,
坂本団弁護士を講師として「マイナンバー制度」について勉強しました。

前回の記事はこちら
 

 

 

第2回目のテーマは,「刑事訴訟法大改正」です。
 講師は,鈴木一郎弁護士でした。

 

 

参考までに,刑事訴訟法等の一部を改正する法律案について,
法務所のHPのリンクをはっておきます。
 

 

 

 

鈴木弁護士は,今回の法改正の趣旨が
取調べ及び供述調書に過度に依存した捜査・公判の在り方の見直しや,
被疑者の取調べ状況を録音・録画の方法により記録する制度の導入
という点にあると紹介されました。

 

そして,
取調べへの過度の依存に対する対策として,
証拠収集手段を適正化するもの,多様化するための制度の導入が予定されており,

 

また,
供述録取への過度の依存に対する対策として
より充実した公判審理の確保のための制度の導入が予定されている,

 

という解説がありました。

 

 

 

・取調べの可視化は長年にわたった活動の末に実現に至った制度ですが,

ただ,今回の改正によって導入される

 

・通信傍受の拡大
・捜査協力型協議・合意制度(いわゆる司法取引)
・刑事免責制度
・証拠の信用性担保のための制度
・証人保護のための制度

 

などの具体的な中身を聞くと,

結局は,捜査権限の拡大と公判手続の空洞化が懸念され,
まさに清濁併せ呑むような形で

新設制の導入が予定されていることが理解できました。

 

 

 

司法記者の方からは,
「司法取引にあたっては弁護人の関与が必須となっているが,
弁護人として,それに応じないという選択肢はあり得るのか。」
という質問がありました。

 

鈴木弁護士からは,
最善努力義務と真実発見義務の解説があり,

「弁護人には,真実を判断するという役割は求められてない。
それをやってしまうと,裁判所と同じになってしまう。

弁護士として最善努力義務を負っている以上,
被疑者・被告人の弁護に徹底するからこそ意味がある」
という根本的な弁護人としての責務に立ち返った解説がありました。

 

 

司法記者の方に感想を聞くと,
今回の刑事訴訟法大改正を網羅的に理解することができ,
しかも制度によって施行時期が異なることも知ることができ,
大変勉強になったという声がありました。

 

今回の「なるほど広報室」も大好評でした!

鈴木一郎先生,本当にありがとうございました!!

 

弁護人として取材を受けるかどうか

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これは,広報室嘱託という立場を離れた,
加藤慶子としての個人的意見です。

 

広報室の仕事をするようになり,
マスコミの方々の話を聴く機会も増え,
「ジャーナリズム」について

少しずつ理解が進んでいる実感がしています。

 

 

マスコミの方々は,
根本的には,対権力のスタンスを備えているという

弁護士との共通項を持ちながら,
他方,弁護士会の動きを

冷静沈着に見守っているところも併せ持っています。

 

 

司法記者クラブの記者と,弁護人として,

担当する刑事事件について取材を受けた時の対応について

話しをする機会がありました。

 

たとえば,裁判員裁判で,公判前の段階の取材申し込み。
弁護人としては「沈黙は金」というが,

リスクのない対応かもしれません。

 

 

ただ,司法記者の方々から話を聞くと,
昔に比べて,取材源がとても限られているという事態があることが分かります。

裁判所も検察官も何も語らない。
警察からの情報提供はありますが,

インターネット,監視カメラ等の客観捜査が進んで

警察の独自捜査が確立しつつあり,

その結果,警察にとって,マスコミとの「ギブアンドテイク」が

成立しにくい状況が醸成されつつある。

 

 

そういう現状において,マスコミの方々からは,
「弁護人は当該事件についての唯一のスポークスマンである」
という期待をかけられている,ということを感じます。

 

もっとも,マスコミ側も,弁護人の立場は理解しており,
事件について話ができないなら

それを示してくれるとそれで構わない,その立場を尊重する,
という割り切りを持っていることを感じています。

 

 

仮に,弁護人の立場で取材に応じることについて,

不用意になにを書かれるか分からない不安があるのであれば,

弁護人側から,マスコミに対し,

何について聞きたいのか書面で示してもらう
ということも一つの手段なのかもしれません。

 

 

私としては,取材に応じることについて不安があるのであれば,
マスコミの方は,その不安を解消する方策を一緒に感じている
という感触をもっています。
もちろん,ケースによると思いますが・・・。

 

私が,マスコミとの関係について,
このように発言することについては,
青二才だ,というコメントもあるかもしれません。

それでも。今のところの私のスタンスです。

8/27 講演会「国際法及び国連における『平和への権利』の意義」を開催します

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8月27日、講演会「国際法及び国連における『平和への権利』の意義」を開催します。

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『誰にも平和に生きる権利がある』

 

いま、日本では、安保関連法の審議がなされていますが、海の向こうのジュネーブでは、国連で、平和を人権としてとらえ、平和への権利の人権宣言を作ろうと 審議がなされています。この平和への権利の人権宣言化の議論を踏まえ、日本が進むべき平和への道は、いかにあるべきかを探ります。

 

2015年8月27日(木)
午後6時00分~午後8時30分 (受付開始:午後5時30分)

大阪弁護士会館 2Fホール

 

詳細、お申し込みはこちら↓

http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_0827.php


刑事弁護人として取材を受けるかどうか

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これは,広報室嘱託という立場を離れた,
加藤慶子としての個人的意見です。

 

広報室の仕事をするようになり,
マスコミの方々の話を聴く機会も増え,
「ジャーナリズム」について

少しずつ理解が進んでいる実感がしています。

 

 

マスコミの方々は,
根本的には,対権力のスタンスを備えているという

弁護士との共通項を持ちながら,
他方,弁護士会の動きを

冷静沈着に見守っているところも併せ持ってると思います。

 

 

司法記者クラブの記者と,刑事弁護人として,

担当する刑事事件について取材を受けた時の対応について

話しをする機会がありました。

 

たとえば,裁判員裁判で,公判前の段階の取材申込みがあった場合。
弁護人としては「沈黙は金」というが,

リスクのない対応かもしれません。

 

 

ただ,司法記者の方々から話を聞くと,
昔に比べて,取材源がとても限られているという事態があることが分かります。

裁判所も検察官も何も語らない。
警察からの情報提供はありますが,

インターネット,監視カメラ等の客観捜査が進んで

警察の独自捜査が確立しつつあり,

その結果,警察にとって,マスコミとの「ギブアンドテイク」が

成立しにくい状況が醸成されつつある。

 

 

そういう現状において,マスコミの方々からは,
「弁護人は当該事件についての唯一のスポークスマンである」
という期待をかけられている,ということを感じます。

 

もっとも,司法記者側も,弁護人の立場は理解しており,
事件について話ができないなら

それを示してくれるとそれで構わない,その立場を尊重する,
という割り切りを持っていることを感じています。

 

 

仮に,弁護人の立場で取材に応じることについて,

不用意になにを書かれるか分からない不安があるのであれば,

弁護人側から,マスコミに対し,

何について聞きたいのか書面で示してもらう
ということも一つの手段なのかもしれません。

 

 

私としては,取材に応じることについて不安があるのであれば,
マスコミの方は,その不安を解消する方策を一緒に感じている
という感触をもっています。
もちろん,ケースによると思いますが・・・。

 

私が,マスコミとの関係について,
このように発言することについては,
経験不足とか,青二才だ,というお言葉もあるかもしれません・・・。

それでも。今のところの私の個人的意見です。

MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿0831」 今夜放送

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大阪弁護士会 広報室の北野知広です。

 

MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」

本日お送りする放送は、増田力弁護士と森川順弁護士のご出演です。

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控訴審での逆転判決の経験談などお話しいただきました。

 

続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、大阪弁護士会 災害復興支援委員会の島村美樹弁護士に、9月5日に開催される日弁連第58回人権擁護大会プレシンポジウム「これでいいのか!?福島県県民健康調査 ~放射線による健康被害を考える~」を開催しますについてお話しいただきます。

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今夜の放送も、お楽しみに!

9月9日放送の『ニュースほっと関西』で大阪弁護士会が紹介されます

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9月9日放送『ニュースほっと関西』にあるコーナー

「野々花のホットに好奇心」で、大阪弁護士会が紹介されます。

 

「野々花のホットに好奇心」コーナーは、キャスター赤木野々花アナウンサーが、

知られざる大阪の魅力を見つけに行くというコーナーです。

 

近代的な高層ビルの看板に「大阪弁護士会」ってあるけど、何をしているところ?

弁護士が駐在しているの?

弁護士が自身の業務以外にどういった活動に取り組んでいるの?

 

と言う視点で、大阪弁護士会・弁護士会館が紹介されます。

 

ぜひ、ご覧ください。

 

 

ニュースほっと関西

http://www.nhk.or.jp/hot-kansai/

 

放送日:平成27年9月9日(水)午後6時10分~

大阪クラシック~街にあふれる音楽~が、今年も大阪弁護士会館にやってきます。

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大阪フィルハーモニー交響楽団 桂冠指揮者の大植英次氏がプロデュースし、

2006年から毎年開催されている、クラシック音楽の祭典「大阪クラシック」。

 

中之島界隈のオフィスビルの一角やカフェ、ホテルのロビーなで身近な場所で、

生演奏を楽しめるイベントです。

 

10回目を迎える今年、9月9日と10日に大阪弁護士会館にやってきます。

 

 

日時  2015年9月 9日(水) 16時15分~16時45分
         2015年9月10日(木) 13時45分~14時15分

 

演奏者 9月9日(水)
           ヴィオラ:竹内晴夫、佐藤まり子、松本浩子、米田舞
           9月10日(木)
           ヴァイオリン:藤木愛 コントラバス:秋田容子 ホルン:藤原雄一
           ヴァイオリン:三瀬麻起子、力武千幸 ヴィオラ:上野博孝、川元靖子 チェロ:近藤浩志

 

入場無料です。ぜひ、大阪弁護士会館へお立ち寄りください。

 

・大阪クラシック 公式ホームページ
http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000316941.html

 

 

<昨年の模様>

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MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿0907」 今夜放送

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大阪弁護士会 広報室の北野知広です。

 

MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」

本日お送りする放送は、辻井康平弁護士と髙橋真子弁護士のご出演です。

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今回は「思い込みを取り除く」というテーマで,お二人から弁護士として事件を見立てたり書面を書くときの工夫や,プライベートでのちょっとした習慣が飛び出します。

水野アナの,アナウンサーとして「思い 込みを取り除く」ための工夫も紹介されます。

 

続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、大阪弁護士会 消費者保護委員会の江口文子弁護士に、<訪問販売お断りステッカー>について紹介いただきます。

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このステッカーは、訪問販売などの勧誘をあらかじめ断りたいと考えている消費者の方を支援するために大阪弁護士会が作成したものです。

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今夜の放送もお楽しみに!

 

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