先日、大相撲九月場所の番付が発表されました。3大関中、2大関がカド番、貴景勝関の大関復帰(関脇に降格した貴景勝関は、今場所10勝以上すれば大関復帰となります)等、今場所も目が離せません。先場所は惜しくも負け越しとなった朝乃山関の活躍にも期待です。
大相撲を見ていて度々思うのは、怪我に泣かされる力士が多いということです。今年引退となった元横綱・稀勢の里関(現・荒磯親方)もそうですし、栃ノ心関の足に巻かれたテーピングにも痛々しさを覚えます。私が応援している木瀬部屋の宇良さんも以前は幕内力士で、金星を取ったこともある業師でしたが、右膝靭帯断裂により、長期間の休場を余儀なくされており、序二段にまで番付が下がってしまいました。
体重100kgを優に超える巨漢が15日間毎日ぶつかり合う衝撃は計り知れないでしょうし、本場所と本場所の間の巡業も過密スケジュールと聞きます。力士に怪我は付き物なのかもしれません。ただ、大相撲を観戦する者としては、今場所が終わったとき、怪我をした力士が少しでも少ないことを祈るばかりです。