大阪弁護士会広報委員会の活動の一環として,笑点でおなじみの桂歌丸師匠にインタビューをさせて頂きました。
桂歌丸師匠からは,笑点のこと,落語の未来,戦争体験者としての戦争に対する思い,弁護士に一言等,貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。大阪弁護士会のホームページにインタビュー記事がアップされておりますので,是非,ご一読ください(下記URLからも直接インタビュー記事が読めます。)。
http://www.osakaben.or.jp/matter/db/pdf/2017/oba_newsletter-188.pdf
ここからは,私が桂歌丸師匠にお会いして感じたことを少し書きたいと思います。
まず,桂歌丸師匠にお会いして,テレビでもお馴染みの心地よい話し方,チャーミングな笑顔は「本物だ!」と感動したのですが,それだけでなく,歌丸師匠の向上心や謙虚な態度には大変驚き,感動しました。一流の人というのは,こういうものなのかな,「実るほど頭を垂れる稲穂かな」というのは,こういうことなのかな,と深く考えさせられました。歌丸師匠の人柄は,インタビュー記事でも感じていただけると思います。
また,私が「私が中学生だった頃から,笑点での歌丸師匠の政治を斬るような回答の大ファンでした。」という話をしていたところ,歌丸師匠が政治を斬りすぎて,実際に政治家から一言嫌味を言われたエピソードも話してくださいました。その話については,歌丸師匠の格好よさが出ていますので,インタビュー記事で是非ご確認いただければと思います。
最近,脳科学者の茂木健一郎先生が,日本の芸人について「上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無」とツイートしたことについて,賛否両論が出ていました。私としては,少なくとも歌丸師匠は「権力者に批評の目を向けた笑い」をしてくれる芸人さんだと思っています。
桂歌丸師匠のとてつもない格好よさを感じられるインタビューだと思いますので,是非ご一読ください。