MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿1019」 今夜放送
10/28 日本センチュリー交響楽団メンバーによる金管五重奏コンサートを開催いたします
10/28 日本センチュリー交響楽団メンバーによる金管五重奏コンサートを開催いたします。
<日 時> 2015年10月28日(水) 12時10分~13時00分
<会 場> 大阪弁護士会館1階ロビー (大阪市北区西天満1-12-5)
<演奏者> 小曲俊之(トランペット)、佐藤元昭(トランペット)、
三村総撤(ホルン)、新妻裕子(トロンボーン)、
近藤陽一(テューバ)
<曲 目> ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』より
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
レノン/マッカートニー:イエスタデイ
カーペンターズメドレー 他
※当日、曲目が変更になる場合がございます。
<入場料> 無料(お申込不要)
横浜市都筑区のマンションが傾いていた件
横浜市都筑区に建築され,平成18年に分譲されたマンションが傾いたので,その原因を調査した結果,基礎杭の数本が支持層に届いていないことと判明したことが連日ニュースを賑わせています。
このマンションはMR社が分譲,MS建設が元請(及び杭の設計),AK社が(二次)下請で杭の製作と施工を行っています。報道ではAK社の責任を問う声ばかりが聞こえますが,マンション所有者に対してまず責任を負うのは売買契約の相手方であるMR社です。MR社はマンションの構造耐力上主要な部分について買主に対し引渡から10年の瑕疵担保責任を負っており,この責任に基づき修補や損害賠償の義務を負います。これは,MR社に落ち度があるという意味ではありません。(現時点で判明している事実関係からは)今回MR社に落ち度は無く,非難される立場にはありませんが,瑕疵担保責任というのは無過失責任であり,買主の保護のため責任は負います。
一方,AK社は買主に対して契約上の責任は負いませんが,不法行為責任を負う可能性が大きいです。MS建設については現段階では何も言えません。ともあれ,この問題に関係している会社はどの会社も大企業であるため,信頼を完全に回復できるだけの誠実な対応が期待できるだろうと私は考えています。以下,私まで寄せられたいくつかの御質問や取材についてご紹介します。
■マンションは今後建て替えられるのか
現在判明している事実関係からはなんとも言えません。MR社の信頼問題もありますし,建て替えになっても不思議ではありません。
ただ,建て替えとなれば,技術的にも法律的にも問題があります。
技術的には,長さの足りない杭を抜いた部分には再度既製杭を打ち込むことが難しいこと。そのため,既製杭を採用する必要があるなら,違う位置に杭を打ち直す必要が生じ,それに伴い建物の平面計画を変更する必要があること。
法律的には,建て替えに区分所有法上の管理組合総会での特別決議が必要となるが,違う棟の組合員の動向次第ではこの特別決議が得られなくなるおそれがあること。
つまり,簡単に建て替えるというわけにはいかないと考えます。
特に,管理組合の総会決議については,建て替えに限らず,今後事あるごとにハードルとなるでしょう。業者側の弁護士が優秀なら,このハードルを最大限利用するでしょう。住民としてはこのハードルに負けないように,冷静に意見の統一を図らなくてはなりません。
■補修は可能なのか
大規模な工事になりますが,補助となる杭を打ったり,下から支えるアンダーピニングという工法など,適用が考えられる工法は複数あります。ですので,補修は可能と考えます。ただし,もちろん現地の状況次第です。
■風評被害の心配は?
補修により対応された場合,建物の評価額は下がらないのか。下がった評価額は損害として賠償の対象になるのか。評価額は下がるはずです。買う方の立場になれば分かります。ではこれが損害賠償の対象になるかと言えば,これは具体的事案によります。補修により損害は十分填補されたとする裁判例も沢山あり,当然に損害賠償の対象となるとはいえません。
■建築確認を通した行政に問題は無いのか?
今回の問題を行政が見抜くことは不可能です。計測データそのものの改ざんを行政が見抜こうとすれば,行政が自らボーリング調査等を行う必要がありますが,費用・労力の面でそれは無理です。マンションの価格が大幅に上がっても良いなら可能ですが。
■杭が支持層に届いているのかをチェックする手段はあるのか。それは手軽か。
杭本体を叩いて振動の伝播を確認する方法や,杭の近くに縦穴を掘り,そこから超音波で杭の位置を確認する方法等複数あります。しかし,いずれも下準備が大変で,片っ端から全数検査するのは難しいものです。現実には,傾き等の症状が現れてはじめて疑わしい箇所の検査を試みるのでしょう。
■一部の杭の長さが足りない場合,建物に必ず問題が発生するか
実は,杭の支持力は設計上かなりの余裕を持たせてあります。そのため,許されることではありませんが,一部の杭の長さが足りなくても,実際に問題が生じるとは限りません。データを偽装した担当者の頭にもこれがあったのかもしれません。
計算上,杭の支持力にかなりの余裕を持たせるには理由があります。土の物性はばらつきが大きい,これがその理由です。データの偽装を許すためではありません。
さて,この事件は,まだ事実関係が明らかではないため,評価できることは限られるのですが,私なりに今回の問題の原因推定をしてみます。
■杭基礎
地表面が軟弱な場合,その上に建物を建てると建物が沈んだり傾いたりヒビが入ったり壊れたりするため,基礎の下にたくさんの長い杭を打ち,強固な地盤に届かせることで,まるで竹馬で立つように建物を支える基礎にします。このような杭の生えた基礎を杭基礎といいます。杭はケースバイケースで様々な材料が用いられます。鋼管やPC(プレストレストコンクリート)製の杭をハンマーや油圧で打ち込むこともありますし,現場で穴を掘って,そこに鉄筋の籠を沈め,コンクリートを流し込むことにより現地で杭を形成する場所打ち杭と呼ばれるものもあります。
今回の事件は,数本のPC製既製杭の長さが足りず,その部分が沈んでしまい,建物が傾きました。
■杭基礎の施工手順の概略
通常,PC既製杭の施工は次の手順を踏みます。
(1) 建築予定地において,均等間隔(例えば30m四方ごとに1本)でボーリング調査を行う。
(2) 複数のボーリング調査結果から,建築予定地の地下の地盤の状態を推定する。
(3) 建物の平面計画に従い,杭の平面位置を決定する。
(4) 杭の平面位置の支持層の深さから,杭の長さを決定する。
(5) 構造計算を行い,杭の仕様(コンクリートの配合,杭の太さ,部材厚さ,プレストレス等)を決定する。
(6) 上記(4)(5)のデータを工場に送り,工場で杭を製作する。コンクリートを硬化させる期間(養生期間)が必要なので,少なくとも製作に1週間は必要。建築現場では杭の打ち込むための重機を準備する。
(7) 杭を打ち込む位置に杭よりも細い穴をドリルで地面に空ける。この際,ドリルが支持層に到達したときにドリルの回転抵抗が大きくなるため,実際に杭が打ち込まれる部分の支持層の深さを確認出来る。
(8) 工場で完成し,建築現場に搬入されていた杭を,予め細い穴を空けておいた位置にセメントミルクと共に打ち込む。この際,(7)で確認した支持層の深さと,打ち込まれた杭の長さを比較し,実際に杭が支持層に到達したことを確認する。
(9) 杭頭処理(杭本体と基礎コンクリートを固定するための加工)
■どこでデータの改ざんがあったのか
まだ明らかにされていませんが,これまでの情報を元にすれば恐らく,上記施工手順の(7)です。担当者は先堀の段階で支持層深さが判明したとき,工場で制作中の杭の長さでは届かない深さであることに気がつきます。この位置だけ,支持層がへこんでいたのでしょうか(横浜土丹層という支持地盤ではよくあります)。本来ならここで杭の製作について工場に変更指示を出します。しかし,工期や予算の都合から,この指示を出さず,実際の支持層の深さのデータを改ざんしたことが考えられます。
■データ改ざんの動機はどこにあるのか
このデータ改ざんの動機ですが,既に書きました工期と予算の制限があります。特にバブルの崩壊後の建設工事現場は本当にシビアで,下請業者は相当の無理を押して工事を行っています。今回の杭基礎についても,支持層の不陸という不測の事態がなければ業者の想定通りの工期と予算で工事が完了したはずですが,不測の事態が発生してしまった。赤字,場合によっては工期遅延のペナルティーを負ってでも杭の製作をやり直すか,或いは数本の杭の長さ不足を隠蔽するか。(そしてこの隠蔽は運が悪くなければバレない。)私の想像では,担当者はこの選択を迫られたのではないかと考えます。
■結局,このような問題の再発を防ぐためには,何をあらためなければならないのか
表面上は,データの改ざんを行った担当技術者,それを許した所属会社のモラル欠落が今回の事件の原因です。ではこれに対してどのような対策を取るべきでしょうか。
担当技術者や企業のモラル教育?いいえ。表面的なモラル教育に効果がないことは歴史が証明しています。
建築基準法の規制強化?いいえ,手続的規制ではいつまで経ってもいたちごっこです。チェックする側に出来ることはもともと限られています。今回の問題をきっかけにインスペクター等の新しい制度の導入が議論されているようです。もちろん効果はあるはずですが,労力対効果のほどは疑問です。
改めるべきは業界構造です。まず,マンションの場合は入居予定日との関係で工期が厳格に固定される現状は問題です。入居予定日が遅延することになれば,分譲会社はマンション購入者に補償金を払うことになり,その補償金は工事を遅延させる原因を作った業者に負担させることが基本となります。つまり,支持層の想定外の不陸といった不測の事態が発生した場合でも,その危険を業者だけに背負わせることになります。これは健全ではありません。マンション購入者を含む,関係者皆で負担すべき業界慣習を形成すべきです。
不測の事態が発生した場合には,マンション購入者も入居予定日の遅延を受け入れるべきでしょう。そうでないと,結果的に今回のように不良品を掴まされるのはマンション購入者自身ということになります。
利益率の低さも原因です。今回のAK社は,好んでデータ改ざんという不正を行ったわけではないはずです。ペナルティ無く杭の再発注や長さ調節が可能な業界の仕組みになっていれば,今回のような問題は起きなかったのではないでしょうか。杭工事のような,不確実性の大きな工種の場合は,例えば不測の事態に備えた見積項目を標準見積として用意するとか,不測の事態には追加工事費用を発注者や元請が負担することを標準約款で明記することなど,発注者や元請業者には予め費用負担の危険を自覚させ,下請専門業者を赤字の恐怖から救う方法をとることも,問題再発防止策であろうと思います(弁護士の間でも大きく意見が分かれています)。
また,今回の問題に限って言えば,一定の支持層の不陸が観測される場合に必要なボーリング数を増加させる等の基準新設や,既設杭の長さを安価に現場で調節する技術的手段の開発など,専門家による技術的側面からの対策も練られることになるでしょう。
■まとめ
今回のコラムは,私の想像の部分が多く,今後事実関係が明らかになるにつれて当てはまらないことも出てきます。あるいは,もっと大きな業界の腐敗が原因かも知れません。ただ,建築確認の制度を厳しくすればなくなるような事件でないことは間違いありません。正しい再発防止策をとるためにも,事件の真の原因究明が期待されます。
人権擁護大会と浅田真央の復帰戦
10月1日から2日、千葉県の幕張メッセで行われた日弁連の第58回人権擁護大会に出席しました。
初日は3つのシンポジウムが行われ、合計で2,000名近い参加がありましたが、私は現在成年後見人をしていることもあり、第二分科会「成年後見制度から意思決定支援制度へ」に参加してきました。会場は満員となり、ユーストリームでの同時中継の部屋が設けられるなど盛況でした。
当事者の生の声を聞くことができて勉強になりました。まだ参加されたことのない方も是非一度ご参加下さい。
シンポジウムを受けた翌日の人権大会では、「総合的な意思決定支援に関する制度整備を求める宣言」「全ての女性が貧困から解放され、性別による不利益を受けることなく働き生活できる労働条件、労働環境の整備を求める決議」「福島第一原子力発電所事故の被災者を救済し、被害回復を進めるための決議」が採択されました。
この大会は、初日のシンポを目的に参加される人や、大会後の懇親会がメインの人もいらっしゃるでしょうが、私のお目当ては大会翌日の土曜日にさいたまスーパーアリーナで開催される、ジャパンオープンというフィギュアスケートの大会でした。
浅田真央が1年半ぶりに公式戦に出場するということで、会場は暖かい空気の中にも緊張感が漂っていました。
前半の男子はパトリック・チャン、ハビエル・フェルナンデスという2人の世界選手権金メダリストを差し置いて、最後に登場した宇野昌磨が演技終了前からスタンディングオベーションをもらう圧巻の演技で、会場をヒートアップさせました。
そしていよいよ女子の6分間練習。浅田真央が登場しただけで大歓声、そしてトリプルアクセルに挑み着氷するとまた大歓声。そう、この感覚を味わうために会場に足を運ぶのでした。さて5人目に登場した浅田真央は、冒頭のトリプルアクセルは成功したというだけでなく、流れるように次の動きに移るという素晴らしいもの。全体を通して、女性の思いがよく表現された、情感のこもった演技でした。
後半の3連続ジャンプ、ダブルループを2つ入れる(一部ではハーフループを挟む3連続にするという報道もありましたが、これは合わないと思っていたので、その構成にしなくてよかったです)ところでミスがあったのですが、それにもかかわらず、140点台の自己ベストに迫る得点で、予想以上の、復帰戦としては申し分ない出来でした。
ただ彼女の場合、例年、仕上がりが早すぎる嫌いがあるので(五輪シーズンも仕上げが早すぎたと思う)、今後どのようなペース配分で競技会に臨むかが課題だと思います。
これから長野のNHK杯、札幌の全日本と生観戦の予定ですが、特に全日本では先日、素晴らしい演技を見せた本郷理華のリバーダンスも見られるので今から楽しみです。
キャリーバッグ
取っ手と車輪が付いているキャリーバッグは,出張や旅行の時にとても重宝します。ところが,キャリーバッグは使い方に気を付けなければ他人にぶつけてしまうこともある上に,ぶつけてしまった時には,荷物が詰まっているキャリーバッグが重たいので大ケガにつながる恐れがあるようです。そのため,国民生活センターも注意喚起(http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20091202_1.html)を行っていますが,それでもキャリーバッグを曳いていた者と歩行者との事故が多く発生しているようです。昨日発行された判例雑誌(判例時報・平成27年10月21日号)にも,そのような事故に関する裁判例が掲載されていました(東京地判平成27年4月24日)。
この裁判例では,キャリーバッグを曳く者は,「曳いているキャリーバッグが他の歩行者の歩行を妨げたり,それに躓いて転倒させることがないよう注意すべき義務を負う」と示されていて,私も含めキャリーバッグを使う者としては,気を付けたいものです。
国民生活センターは,キャリーバッグを曳く者に対して,大要,以下の点に注意するよう呼びかけています。
・ キャリーバッグが長い物であることを自覚すること
・ 人通りの多い場所では曳かずに手で持つか,曳く場合であっても自分の近くで曳くこと
・ 段差のある場所では手を離さないこと
東住吉事件再審開始決定(即時抗告棄却決定)に関する会長声明を発表しました
本日(10月23日)、東住吉事件再審開始決定(即時抗告棄却決定)に関する会長声明を発表しました。
【東住吉事件再審開始決定(即時抗告棄却決定)に関する会長声明】
本日、大阪高等裁判所第4刑事部は、いわゆる「東住吉事件」に関する再審請求事件につき、検察官の即時抗告を棄却し、再審開始を認めた大阪地方裁判所の決定を維持した。
本件は、1995年(平成7年)7月22日、大阪市東住吉区内の家屋で火災が発生し、その家屋に居住する小学生が亡くなった事件である。小学生の母親と その内縁の夫とが保険金請求の目的によるものとして現住建造物等放火、殺人、詐欺未遂の事実で起訴され、2006年(平成18年)12月までに両名に対す る現住建造物等放火、殺人、詐欺未遂の罪による無期懲役の判決が最高裁で確定したが、2009年(平成21年)7月から8月にかけて再審請求が申し立てら れ、2012年(平成24年)3月7日、大阪地方裁判所第15刑事部が、両名に再審を開始する旨の決定を行っていた。
本件は、検察官の推測した犯行と請求人らとを結びつける直接証拠が請求人らの自白のみであり、その任意性・信用性が激しく争われた事案である。この点、 再審開始を支持した今回の高裁決定は、「本件火災の原因として、自然発火の具体的可能性があることが明らかになった」と判断した上で、請求人らの自白が放 火方法という自白の核心部分において科学的見地から不自然・不合理な内容である上、本件火災時の客観的状況ともそぐわないこと、自白の重要部分に不自然・ 不合理な点が多く含まれ、変遷していることなどを指摘し、請求人らが本件犯行の犯人であると合理的な疑いを入れない程度に認めるだけの証明力はないと判断 した地裁の決定を維持した。あわせて、請求人らの自白の採取過程における問題点にも言及している。
本件では、これまでの多数の冤罪事件と同様、客観的事実の軽視と自白強要、自白偏重の捜査の弊害が問題となっている。また、石油化学、燃焼工学及び自動 車工学等の専門家の意見を不当に過小評価し、その内容が詳細であるという理由だけで安易に自白を根拠に有罪にした確定判決の問題性も改めて明らかにしたも のである。
そもそも、自白したとおりの方法で放火行為をなし得るのかについての検討は、検察官が起訴前に周到に行っておくべきものであり、確定判決においても客観的事実と科学的知見に基づき真摯に検討されるべきであったが、それらは一切行われなかった。
そのため、弁護団が当会や日弁連の援助を受けながら膨大な費用と時間をかけ、現場を忠実に再現した上での実験や車両からのガソリン漏れの可能性についての 論証を行ってきたのであるが、このような努力を弁護側が行わなければ無罪を得られない現在の我が国の刑事司法には重大な欠陥が存すると言わざるを得ず、取 調べの可視化をはじめとした刑事司法改革を推し進めなければならない。
既に請求人両名が身体を拘束されてから20年が経過している。
検察官に対し、今回の棄却決定に対して特別抗告を行うことなく速やかに再審公判を開始させるとともに、執行停止決定に基づき両名を釈放するよう求めるものである。
2015年(平成27年)10月23日
大阪弁護士会 会長 松 葉 知 幸
MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿1026」 今夜放送
大阪弁護士会 広報室の北野知広です。
MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」
本日お送りする放送は、山口心平弁護士と樫元雄生弁護士のご出演です。
山口心平弁護士は,家族ぐるみで熱心なラジオのリスナーとのことで、このたび念願の「ほないこか」出演を果たしました!
この出演が決まり、親戚一同大騒ぎとなったようです!!ラジオについて熱いトークが繰り広げられました。
続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、民事介入暴力及び弁護士業務妨害対策委員会
の樫元雄生弁護士を交えて、最近の暴力団の傾向ややり方などの話や弁護士が、一般市民の代理人となり、暴力団とどう交渉しているのか、一般市民の方が自分のトラブルで暴力団の人が関わっていると分かった時にどうしたらいいのか、などのためになる話が,話題にあがりました。
本日の放送も、お楽しみに!
「なるほど広報室」で刑事訴訟の再審制度を勉強しました!
大阪弁護士会広報室の加藤慶子です。
当広報室は,定期的に司法記者クラブとの交流の場を持っており,
毎回著名な弁護士のゲストを記者と広報室とで囲む「居酒屋広報室」や
弁護士会からの広報関係を伝える「司法記者クラブとの昼食会」,
昨今話題の法律改正・社会問題について
短時間でその途のプロフェッショナルの弁護士から
お得に学べる勉強会「なるほど広報室」などを開催しています。
前回の第2回「なるほど広報室」では,
鈴木一郎弁護士を講師として,「刑事訴訟法大改正」を学びました。
前回の記事はこちら
第3回目のテーマは,「再審のイロハ」と題し,
刑事訴訟での再審制度について勉強しました。
講師は,後藤貞人弁護士でした。
再審は,弁護士ですら実はほとんど馴染みがないところで,
記者にとっても情報はそれほど多くはない分野だと思われたこともあり,
この途のプロフェッショナルである後藤貞人弁護士から
再審制度を体系的に学んでもらおうという企画でした。
再審といえば,先週金曜日(10月23日)に,
いわゆる「東住吉事件」の再審開始決定(即時抗告棄却決定)という
ビッグニュースが流れたばかりです。
なお,「なるほど広報室」の開催された日の午後2時が
「東住吉事件」の2名の刑の執行停止日時となっており,
大阪で記者会見が実施されるということで,
司法記者の方々は慌ただしい時間の合間をぬってのご出席でした。
後藤貞人弁護士の講義は,再審制度の基本理念が,
法的安定性を破る実体的真実が発見された時の
「無辜の救済」という点にあることから始まりました。
審理方式が,請求審と再審公判の2段階構造となっていること,
ただ,再審についての条文はほとんどないこと,
請求審の判断が再審公判を拘束するか,などの解説がありました。
また,再審請求の理由(刑事訴訟法435条)とされることが最も多い
435条第6号の解説がありました。
新規性の要件「新たに発見した」とは,
誰にとって新規か,他の証拠と併せて新規といえるか,
という論点についての説明があり,
また,「明らかな証拠」という明白性の判断基準について
解説がありました。
そして,後藤貞人弁護士が,
どのようにして再審請求に向けて新たな証拠集めをしているのか,
具体的実践の話がありました。
後藤貞人弁護士は,いろんな人に会い,
遠方にも足を運んで関係者に話をきき,
それを反訳して提出するという作業を積み重ね,
証拠造りを積み重ねて,再審請求に至るそうです。
「東住吉事件」では,弁護団が,
大阪弁護士会や日弁連の援助を受けながら膨大な費用と時間をかけ,
実際に家を建て,現場を忠実に再現し,火を着けるという実験を行っています。
再審請求の気合と根性を感じます。
後藤貞人弁護士からは,その他にも,
最近相次いだ再審事件の話に関連して,
裁判所や検察官の職業倫理について話が及んだり,
被告人には自分が無実であってもきちんと自分を語れない,
説明できない人が多いことを肝に銘じておくこと等の
「刑事弁護のイロハ」の話も聞けました。
私にとっては,一言一句胸に刻みたくなるほど,ありがたいお話でした。
後藤貞人弁護士,本当にありがとうございました!!
11/13(金)いい遺言の日記念行事として、弁護士によるコメディ、講演及び無料法律相談会を開催します
大阪弁護士会では4月15日を「良い遺言(いごん)の日」、11月15日を「いい遺言(いごん)の日」として毎年、記念行事を実施しています。本年も下記のとおり11月13日に「いい遺言(いごん)の日」の記念イベントと無料法律相談会を行います。
当日は、弁護士劇団によるコメディと遺言・相続についての講演をいたします。その後、遺言・相続に関する無料法律相談会も開催いたしますので、ぜひ、お誘い合わせの上ご参加ください。
日 時:平成27年11月13日(金) 午後1時~午後4時
場 所:大阪市北区西天満1丁目12番5号
大阪弁護士会館10階1001・1002会議室
◇イベント「弁護士劇団ななころび」によるコメディ
講演:「遺言・相続のポイント」 講師:豊芦 弘 弁護士
◇遺言・相続に関する無料法律相談会
午後2時45分からの開始を予定しております。
相談時間:お一人30分まで
参加無料・予約不要
※無料法律相談は遺言・相続に関する相談に限ります。
http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_1113.php
MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿1102」 今夜放送
大阪弁護士会 広報室の北野知広です。
MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」
本日お送りする放送は、小野俊介弁護士と濱田雄久弁護士のご出演です。
小野俊介弁護士は,同期の弁護士と事務所を経営しているとのことで、独立するまでのストーリー、一緒に経営するパートナー弁護士との巡り合わせのことなど、ざっくばらんなお話で盛り上がりました。
続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、子どもの権利委員会の濱田雄久弁護士を交えて、無戸籍者のための法律相談体制について紹介いただきました。
11月11日に、全国の弁護士会で、『全国一斉無戸籍ホットライン』が実施されます。
戸籍がないことについてのご相談を、法律相談料、電話代ともに無料で行うことができます。戸籍がないことについて,ご相談したい方、お悩みの方、ちょっと質問したい方は、
11月11日午前10時~午後8時までの間にこちら↓にお電話ください!
「0120-658-790(むこせきは なくそう)」
本日の放送も、お楽しみに!
独立と事務所名
ご無沙汰しております。
今回,少し投稿が空いてしまった言い訳として,平成27年9月1日に独立し,その諸手続きに時間を食っていた,というものがあります。
独立って,エネルギーがいりますよね・・・
仕事をしながら
物件を決め,通信網を整え,HPを作り,名刺を作り・・・
そんなこんなで独立し,元気にやっております。
事務所名の「はちかづき法律事務所」は,寝屋川市の伝承「鉢かづき姫」に由来しています。
鉢かづき姫は御伽草子に書かれている古くからの伝承です。
物語を簡単にご説明いたしますと,
「鉢が取れなくて苦労した娘がいたが,鉢が取れることにより幸せな生活を送ることができた」
というものです。
様々な先生方が様々な事務所名をつけておられます。
法律事務所だけではなく,会社でも社名の由来などを考えてみる,感じてみるのはすごく面白いかもしれませんね。
MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿1109」 今夜放送
大阪弁護士会 広報室の北野知広です。
MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」
本日お送りする放送は、藏本隆之弁護士と蝶野弘治弁護士、坪多聡美弁護士のご出演です。
続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、大阪弁護士会 遺言・相続センター運営委員会の蝶野弘治弁護士、坪多聡美弁護士より、11月13日に開催する『遺言の日記念行事』について紹介いただきます。
大阪弁護士会では4月15日を「良い遺言(いごん)の日」、11月15日を「いい遺言(いごん)の日」として毎年、記念行事を実施しています。本年も下記のとおり11月13日に「いい遺言(いごん)の日」の記念イベントと無料法律相談会を行います。
当日は、弁護士劇団によるコメディと遺言・相続についての講演をいたします。その後、遺言・相続に関する無料法律相談会も開催いたしますので、ぜひ、お誘い合わせの上ご参加ください。
詳しくはこちら
http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_1113.php
今夜の放送も、お楽しみに!
11/18 「全国一斉奨学金問題ホットライン」を実施いたします
11/18 「全国一斉奨学金問題ホットライン」を実施いたします。
奨学金の返済について、各種救済制度の利用や法的整理・訴訟対応について弁護士が無料で相談に応じます。これから、奨学金のご利用をお考えの方もご相談ください。
日 時 :2015年11月18日(水)午前10時~午後6時(大阪会場)
電話番号 :0120-459-783(フリーダイヤル)
※本電話番号は、相談日以外は御利用いただけません。
詳しくはこちら
http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_1118-2.php
お薦めグルメ3
前回に引き続き、おススメのお店を紹介します。
今回は、「和食」です。
お店は、裁判所北側の「いわ伊」さんです。
「いわ伊」さんは、以前は、1000円のランチを提供されていたのですが、現在は、1800円となかなか高めの日替わり御膳弁当のみとなってしまいました。
そのため、お客様が来た時や、少し贅沢をしようと腹をくくった時にしか行けなくなってしまい、非常に残念です。
まずは、ここに行った時に楽しみなのが、ランチに必ず出てくるおみそ汁です。魚のあらからダシを取り、お味噌にもこだわって調理されているのですが、この魚のあらの種類もお味噌の種類もその日によって異なるので、毎回異なった味を楽しめます。
私は、鯛のあらのだしで赤味噌を使ったおみそ汁が一番のお気に入りです。
一度ここのおみそ汁を飲んでしまうと、他のお店のランチで出てくるおみそ汁が物足りなくなってしまうかもしれません!?
次に、メインの日替わり御膳弁当ですが、四角いお重の中に小さな小鉢みたいなものがいくつか並べられていて、そこに刺身や煮つけ、たき物などが入っています。
ここの料理は、北新地の割烹ランチのような素材や見た目の高級感はありませんが、一つ一つ丁寧に味付けされていて、味の濃さの加減も絶妙です。
そして!このお店をおススメする一番の理由は、ちょっとあいまいな表現で伝わらないかもしれませんが、その「あったかさ」です。もちろん料理の温度ではないですよ!?
外食は美味しいですが、毎日では飽きてしまいます。その点、このお店の料理は、家庭的で、毎日食べても飽きることはありません。かといって、家で作れるかと言われれば、素人が作ることはできません。
このお店に、たまに夫と食べに行くのですが、毎回「なんかここの料理はあったかいなあ。」とほっこりした気分で話をしていました。「あったかい」という感覚は私達の主観にすぎず、他の人と共有するのは難しいと思っていたため、他の人に積極的に薦めていませんでした。
しかし、以前、非常にお世話になっている社長夫婦を食事に招く際、こちらのお店を利用させていただいたのですが、その時に社長夫人が「ここの料理ってなんか温かいよね。」と言っていただけました。私達以外に、「あったかい」感覚をわかってくれる人がいるのだとうれしくなりました。
そこで、今回皆様にもこの感覚を味わってもらうべく、ご紹介させていただきました。
是非皆さんも、何かいいことがあった時に一度「いわ伊」の「あったかい」ランチをご賞味くださいませ。
皆生トライアスロンに出場しました! 後編
皆さん,お久しぶりです。林裕悟です。
前回の8月6日の投稿で, 7月19日(日)に鳥取県西部の皆生温泉で開催された第35回全日本トライアスロン皆生大会の参戦記の前編(自転車編まで)を掲載させていただきました。
「なんで途中で終わってんねん!」とか,「引っ張りすぎや!」などのクレームも耳にしましたが,あれから3か月。いよいよ後編が始まります。
っとその前に,前編のあらすじを。
今から35年前の1981年8月20日,皆生温泉で,日本で最初のトライアスロンの大会が開催されました。その歴史ある大会の,35回目の記念大会に出場した私は,最初の種目の3kmの水泳で激しいバトルに巻き込まれながらもなんとか完泳,そして次の140kmの自転車は自己ベストを大幅に上回るタイムで完走,そしていよいよ最後の種目,灼熱のフルマラソンをスタートしようとしています。
いざ,ランニング編,そうして感動のゴールシーンまで,第35回全日本トライアスロン皆生大会の参戦記の後編が遂に始まります!
ちなみに,前編をまだお読みいただいていない方,それから内容を忘れかけている方,下記のURLから,前編をご覧ください。
http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/100/entry/2006
ランニング編
皆生大会のランニングコースはとにかく平坦です。高低差の少ないコース。
でも,他のトライアスロンの大会や,マラソン大会とは異なり,コース規制が全くなされません。
車道には普通に自動車が走っています。その歩道上を走るコースです。
もちろん,タイミング次第では対面信号が赤になります。
そうすると,選手も止まります。
青に変わった瞬間,リスタートです。
交通ルールは遵守しなければなりません。
歩道を走るので,段差があります。
決して走りやすいコースではありません。
おそらく,合計すると30回くらいは信号待ちで止まったと思います。
時間にして少なくとも20分くらいはロスしているでしょう。
でも,それも日本で最も歴史の古い皆生大会ならではのローカルルール。
それも含めてトライアスロンです。
すべての選手が同じ条件で走ります。
だから,誰も文句を言いません。
そういう大会なのです。
疲れてくると,赤信号がありがたく感じられます。
大会中に立ち止っても何の罪悪感も劣等感も感じる必要がないのですから。
そんなルールの下で,皆生の温泉街を走り始めます。
約20km先の境港を折り返すシンプルなコース設定。
そのため,ほとんどすべての選手と1回はすれ違うことができます。
知人や友人たちと,励ましあい,称えあうことができる,素晴らしいコースです。
ここでも,作戦は自転車のときと同じように,「折り返しまでは頑張らない。」でも,きっと,折り返してからは頑張る気力も体力も残っていないでしょう。だから,「折り返したらとにかく我慢する。」
前半は,1kmを6分で走ることにしました。
例年,最初の10km を1km5分とか,5分15秒くらいで走り始めてしまいます。
10kmあたりまでは,「マラソンの自己ベストをトライアスロンで塗り替えられるかもしれない。」なんて馬鹿な妄想にとらわれてしまうこともありました。でも,快調なのはせいぜい15km位まで,突然,膝に痛みが出ます。そして,大減速。ほとんど歩くような状態でゴールにたどり着くことを繰り返してきました。
今年は,とにかくゴールまでしっかりと走り切ることを最低限の目標に,控えめにスタートしていきます。
そして,約2kmごとに設置されているエイドステーションでは,必ず立ち止まり,給水,給食,そして氷や水を使ってしっかりと体を冷します。
熱中症を避けるためには,水分をとりつつ,体を冷やさなければなりません。
筋肉の痙攣を防ぐためには塩分が必要です。
最後まで走りる体力を残すためには,食べられるうちに食べ物を体内に入れておく必要があります。どうせ,途中で胃がなにも受け付けなくなるのですから。
そして,エイドステーションでは,地元の高校生や会社員の方々がボランティアスタッフとして大会を支えてくださっています。
と同時に,選手たちのゼッケンナンバーを確認し,スタートリストと対比して,名前を呼んで応援してくれます。
「林さん,頑張って!」,「林さん,ナイスラン!」,「林さん,ナイススマイル!」などなど。
見ず知らずの人たちが,名前を呼んで応援してくれるのです。
そんなうれしいことはありません。
思わず,こちらも笑みがこぼれます。
「ありがとう!」,「ありがとう!」
そんな言葉を繰り返しながらのランニングです。
一年に一度,ひたすら感謝の言葉を口にし続ける42.195km。
苦しいけれど,楽しい楽しい時間です。
苦しいのに,辛いのに,そして痛いのに,写真に写った私は常に笑っています。
折り返し付近から,やはり膝に強い痛みが出始めました。
信号で止まるたびに屈伸を繰り返します。
ペースも大きく落ちました。
でも,落ちたペースを何とか維持して走り続ける。
ゴールを目指して。
自転車で頑張りました。
ランニングで心が折れてしまったら,あの頑張りが無駄になる。
ランニングでも,自己ベストを出すんだ!
その一心で,ゴールを目指しました。
あと15kmがあと10kmになり,あと5kmになります。
ぼろぼろになりながら,次のエイドステーションを目指し,そしてさらにその次のエイドステーションを目指して力を振り絞ります。
心が折れそうになります。立ち止まりそうになります。歩いてしまいそうになります。そのたびに,自転車での頑張りを思い出します。
繰り返した朝練のことを思い出します。
とにかく,あれを無駄にしたくない。
最後まで走り切る。
それだけを繰り返してゴールを目指します。
残り2kmになりました。
沿道の人たちが,「お帰りなさい」と声をかけてくれます。
この「お帰りなさい」という言葉,早朝から頑張ってきた選手には特別な言葉です。
朝,砂浜を海に向かって威勢よくスタートしました。元気溌剌でした。陸に上がって自転車に跨り,雄大にたたずむ大山を目指しました。
昼,自転車を降りて,走り始めました。
あのときは,どこにも痛みを感じず,軽快に折り返し地点を目指しました。
そのあと,痛みに耐え,ひたすらゴールを目指して,自分自身と戦う時間を過ごしました。
そして,あと2km。
沿道からは繰り返し繰り返し「お帰りなさい。」
その言葉に,多くの選手はひそかに涙を流していると思います。
私も,目にうっすらと涙が浮かびました。
眠い目をこすって繰り返した朝練のこと,早朝の水泳から丸一日頑張り続けた自分自身のこと,自分への挑戦に理解を示し大会に快く送り出してくれた家族のこと,ともに厳しい練習をこなした仲間たちのこと,大会を支えてくれているスタッフやボランティアの皆さんのこと,そして炎天下にもかかわらず沿道から多くの勇気と力を与えてくださった市民の皆さんのことを思いながら,ゴールを目指します。
「お帰りなさい」の声が,どんどん大きくなり,どんどん多くなります。
ゴールの陸上競技場が見えてきました。
これまであんなにも痛かった両膝に,今は何の痛みも感じません。
歓喜のときが目の前に近づいてきました。
大阪からわざわざ応援に駆け付けてくれた友人が競技場で迎えてくれます。
「ありがとう!」
心からの言葉を最後に大声で叫びます。
仲間たちがコースに飛び出してきました。
ゴールまであと100m。
支えてくれた友とともに,ゴールテープを切ります。
「ヤッター!!」
トライアスロンの大会に何度も何度も出場し,何度も何度も繰り返しても,やはりゴールの瞬間に口に出る言葉は同じです。
他の競技では決して味わうことのできない達成感と,日常生活では決して感じることのできない感謝の心に満たされ,何とも言えない心地よい瞬間が訪れます。
トライアスロンの大会では,すべての選手が笑顔でゴールします。
そして,ゴールで待ち構える人たちも,満面の笑顔で迎え入れます。
もちろん,早い選手はとっくの昔にゴールをしています。遅い選手は真っ暗になってからヘロヘロになってゴールします。
でも,早さに関係なく,すべての選手が,とてつもなく頑張った結果として,ゴールにたどり着きます。
すべての選手は,そのことを知っています。
だから,遅い選手のことも,心からの敬意をもって,迎え入れます。
ゴールを称えます。
そして,「お帰りなさい!」と声をかけるのです。
「頑張って!」「お帰りなさい!」「ありがとう!」
それらの言葉があふれ出る一日です。
苦しく,楽しかった一日が終わりました。
そして,来年のその日に向かって,また1年がスタートします。
来年も必ずこの場所に帰ってきます。
「お帰りなさい」の言葉を聞くために。
最終的なリザルトです。
ランニングのタイムは5時間11分。
フルマラソンのタイムとしてはダメダメです。
でも,皆生大会での自己ベストを16分上回りました。
トータルタイムは11時間19分。
ほぼ半日,頑張り続けたことになります。
出場した約900名の選手のうち,水泳は226位,自転車は227位,ランニングは486位でトータル323位。
今の練習量などからすると,まあこんなもんでしょう。
持っている力は出し切りました。
いつの日か,200位以内でゴールします。
これが皆生大会での私の目標です。
長々と書き連ねましたが,これで私の参戦記を終わります。
トライスロンの魅力が少しでも皆さんにお伝えすることができたでしょうか。
もし,トライアスロンに少しでも興味のある方は,私に連絡してください。
ともに感動のゴールを目指しましょう。
「お帰りなさい」の言葉を聞くために。
11/21(土)、原発賠償説明会&相談会を開催します
<東日本大震災・福島原発事故によって関西にお住いのみなさまへ>
11月21日(土)、原発賠償説明会&相談会を開催します。
福島原発事故による被害の回復を求めて、平成25年3月11日、合計1650名の方が原告となって、福島、いわき、千葉、東京の裁判所に、国と東京電力を 被告として訴えを提起しました。その後、国や東京電力を被告とする裁判は全国で提起され、現在、20を超える裁判所で、合計1万人以上の方が原告となって 国や東京電力に対して被害の回復を求めています。
関西弁護団(大阪)でも、平成25年9月17日、第一次の提訴が、27世帯の避難者が原告となって提訴し、同じ日に京都でも提訴、兵庫も9月30日に提訴しました。
このたび、関西地方に避難されている方に、上記の訴訟内容のご説明、そして、裁判の提起をお考えの場合には、そのための手続などにつきご説明と、皆様との懇談などを予定しています。
少しでも興味をお持ちの方は、是非、ご参加ください。
日時:平成27年11月21日(土)午後1時~午後4時
【原発賠償説明会】午後1時~午後2時(予定)
【原発賠償相談会】午後2時~午後4時(予定)
場所:大阪弁護士会館 11階 1110会議室
お申込:Tel 06-6364-1248
http://www.osakaben.or.jp/…/2011_shi…/02_event/2015_1121.pdf
MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿1116」 今夜放送
大阪弁護士会 広報室の北野知広です。
MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」
本日お送りする放送は、太平信恵弁護士と土谷喜輝弁護士のご出演です。
続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、大阪弁護士会 副会長の土谷喜輝弁護士より、11月2日から開始した「総合法律相談センターのインターネット法律相談」と、11月に実施する『無料法律大相談会』について紹介いただきます。
弁護士会が行うインターネット法律相談では全国初です!
くわしくは、こちら↓
https://www.osakaben.or.jp/net-soudan/
また、11月19日(木)~11月21日(土)に「無料法律大相談会」を実施します。
くわしくは、こちら↓
http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_1119.pdf
今夜の放送も、お楽しみに!
MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿1123」 今夜放送
大阪弁護士会 広報室の北野知広です。
MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」
本日お送りする放送は、國祐伊出弥弁護士と満村和宏弁護士、土地家屋調査士の山脇裕子さんのご出演です。
収録の冒頭、水野アナは國祐先生のお名前の由来に興味津々です。
『法律のほ~』のコーナーでは、大阪弁護士会ADR推進特別委員会の満村和宏弁護士と、土地家屋調査士の山脇裕子さんに、12月1日に開催される、民間総合調停センター「名称変更記念行事」について、紹介いただきます。
12/1 公益社団法人 民間総合調停センター「名称変更記念イベント」を開催します
今夜の放送も、お楽しみに!
11/13 「いい遺言の日」記念行事として、弁護士によるコメディ、講演及び無料法律相談会を開催しました
大阪弁護士会では4月15日を「良い遺言(いごん)の日」、11月15日を「いい遺言(いごん)の日」として毎年、記念行事を実施しています。
今年も11月13日に「いい遺言(いごん)の日」の記念イベントと無料法律相談会を行いました。
当日は、弁護士劇団によるコメディと遺言・相続についての講演、その後、遺言・相続に関する無料法律相談会を実施しました。
遺言相続センターでは、平日午前9時から午後0時、午後1時から午後5時までの間、弁護士による無料電話相談を行っています。遺言や相続に関して疑問が生じたときは、まず電話でご相談ください。
詳しくはこちら↓
http://soudan.osakaben.or.jp/center/igon/01/index.html
12/1 公益社団法人 民間総合調停センター「名称変更記念イベント」を開催します
12/1 公益社団法人 民間総合調停センター「名称変更記念イベント」を開催します。
大阪弁護士会が運営に参画しておりますADR機関である「公益社団法人 総合紛争解決センター」は、平成27年12月1日より、市民のみなさまに身近である「調停」を名称に含めた「公益社団法人 民間総合調停センター」に名称を変更いたします。
また、その記念といたしまして、同日、記念イベントと無料法律相談会を開催いたします。
当日は、上方落語を代表する噺家である桂 吉弥氏をお招きし、落語と談話をしていただくほか、無料法律相談会を開催いたしますので、ぜひお誘いあわせのうえ、ご参加ください。
なお、参加費は無料ですが、事前に予約が必要となります。
下記ページに掲載しているイベントチラシに必要事項をご記載のうえ、FAXにてお申込みください!