先月,司法試験の合格発表がありました。
私は,卒業した大学院で受験指導のゼミをしていますが,私のゼミを受けた方で8名ほど合格者がいたようで,その中でなんと2名もの方から合格の連絡を頂きました。
私の人望の厚さを物語っていますね~
司法試験は膨大な範囲の中から出題されますが,自分が得意な分野から出題されたりすると合格にグッと近づきます。
その意味では運次第という試験でもあります。
まぁ,得手不得手がないように満遍なく勉強すればよいのでしょうが,何せ範囲が広いので前に勉強したところはどんどん忘れていってしまうのです。
そんな試験なのですが,何と私が受験した際には,試験直前に何気なく読んでいた「法学教室」という雑誌に掲載されていた論点がそのまま出題されるという幸運が舞い降りました。
問題を見たときは「ええ!この問題,さっき法学教室に答が載ってましたけど!」という感じで,「司法試験の女神様ありがとう~」と祈りを捧げてしまいましたね。
このように司法試験で一生分の運を使い果たして,見事に合格したわけですね。運で合格したのであって,試験問題を教えてもらったわけではないですよ。
というわけで学生には「法学教室を読みましょう」と指導しています。
よい雑誌ですので,皆さんも一度手にとって見て下さい。