本年10月11日からテレビ朝日系列で放送されました連続ドラマ『リーガルV』(木曜21時~ 主演:米倉涼子さん https://www.tv-asahi.co.jp/legal-v/)の法律監修をさせていただいております。
気が付けば、『リーガルハイ』(フジテレビ系列)、『グッドパートナー』(テレビ朝日系列)、『ヘッドハンター』(テレビ東京系列)とドラマの法律監修はそこそこさせていただくようになってきました。
昨今は、ドラマの法律監修といっても、脚本、小道具(ドラマの中に映る訴状等)、演技に関する分野と少し細分化してきております。『リーガルハイ』(フジテレビ系列)の法律監修時は全てやっておりましたが(大変でした・・・)、最近は、脚本を主とする法律監修という感じで、今回の『リーガルV』にもそのような立場として関わっております。その作業は、番組スタッフ(脚本家、プロデューサー等)とのドラマの題材・プロットの打合せ、初稿から始まり、準備稿・決定稿に至るまでのかなりの稿数の脚本の読み込みとリーガルチェックという感じで、地味なものです(笑。そもそも、実務の弁護士のお仕事が地味なものですが(笑。
そのような「地味な」業務ですが、私は、法律監修を楽しいなといつも感じています。それは、おお、これは面白いな、これは色々と感じさせるなとなるドラマ脚本やドラマの中には、「法律に関わるリアルさ」「法律に関わる人間としてのあり方や正義」に関わる要素があるからです。そして、ドラマを見た一般視聴者の方々もきっと何かを感じているように思います。なので、そんな何かを多くの方に与える「ものづくり」ドラマに少しでも貢献できるなら、それはうれしいことだといつも感じております。そこで、今回も「地味な」業務をコツコツと頑張っております(笑。
さて、今回の「リーガルV」にも、そんな「法律に関わるリアルさ」「法律に関わる人間としてのあり方や正義」が随所にちりばめられております。ぜひ、ご覧いただければと存じます。