2018年3月28日(水)に小学生向け法教育イベント
「ほうりつのがっこう2018」を開催しました。
今年も多数の生徒さんに参加していただきました。
ありがとうございます。
さて、「ほうりつのがっこう」は午前の部、午後の部と分かれています。
午前の部では「裁判所見学」「弁護士事務所訪問」を行い
午後の部では「模擬裁判」を見て、被告人が有罪か、無罪かを話し合いました。
今年の新しい試みは午後の部の「模擬裁判」を行ったことです。
今までに中学生向けに模擬裁判を行ったことはありましたが、
小学生を対象にした模擬裁判は初めてでした。
そのため、「話し合いの時間は大丈夫だろうか。」「内容として分かりやすいだろうか」というような不安がありました。
ところが、実際に行ってみると、反応が思ったよりもよく、活発な意見交換が行われており、さらに、話し合いの結果の発表を聞くと、非常に良く考えられ、証拠も細かく見ていることが分かりました。
こちらが思っているよりもずっと生徒たちは積極的でした。
アンケート結果も良好で、うれしかったのは
「楽しかった」ことの理由として「みんなと話し合えたから」「考えることかができた」というものが多かったことです。
これこそ、法教育として伝えることの一つではないかと思っています。
「様々な角度からのいろんな意見があって、それを互いに尊重して、また考える。」
もちろん、いろいろと改善しなければいけないことはあると思っていますが、個人的にはよいイベントになったと思います。
来年も頑張って開催したいと思います。