本来の担当からはずいぶん遅れてしまっていますが、インフルエンザで自宅軟禁を余儀なくされており時間をもてあましているため割り込みで投稿します。
インフルエンザと診断された瞬間、「あ、仕事どうしよう」と焦りました。
しかし、最近はすごいです。
結構なんとかなるもんですね。
自宅軟禁状態でも最低限の仕事はできてしまいます。
私なんてこのインフルエンザでの軟禁中に保釈請求をして、電話で裁判官と面談(?)をして 保釈を得ることができました(準抗告もはねのけました)。
自分が軟禁状態なのに依頼者を身体拘束から解放したという何とも笑えない状況です…。
今やメールはどこでもやりとりできますし、スケジュール管理ソフトなどはクラウド化されています。
さらに事務所のサーバーにもリモートアクセスできますし、必要なデータは紙ベースのものもPDF化して サーバーに入っているので、本当にだいたいのことはどこでもできてしまうんです。
最近あんまり聞かなくなりましたが「ノマドワーカー」も可能です(それができるように環境だけは整えてきた)。
しかし、最低限の仕事はできる状況ではあるものの、結局最低限の仕事しかしないで終わってしまうところが また悲しいところです。
「やっぱり事務所でないと集中できない。」
「必要な紙のデータや本がない(気がする…実はそんなこともない)。」
「インフルエンザだし…病気だし…みんな許してくれるかな。」
「これはきっと休めっていうサインだよ…。」
いろいろな言い訳がたくさん出てきてしまって結局なかなか作業がはかどりません。
目にも見えないウイルスにやられてしまう人間の弱さを知ると共に、また違う面の人間の弱さも知ってしまう自宅でのひとときです。
とはいえやはり人と人との信頼関係が基本のこのお仕事、それにスマートなようでいて「事件は会議室で起こってるんじゃない!」 と言わんばかりの現場重視で駆けずり回る仕事なので人と会ったり現場に行ったりすることはとっても大切です。
軟禁状態だとそんなスケジュールはさすがにキャンセルしたり延期したりしないと行けません。
あまり自宅軟禁にどっぷりはまってしまうと人と会うことまでも人任せにしてずっと寝たまま仕事を してしまいそうなので力を振り起こして明日からは復活します!
理論上はほぼ感染の可能性はないということですが、若干プチバイオテロ状態になってしまうおそれは否めません。
マスク着用で伏し目がちに極力人と距離を起きつつ(人見知りなのでこれは健康な時でも若干こうなっている…)、 明日から現場を駆けずり回ります。
という原稿をみんなが帰って誰もいない事務所に潜入して1人書いています…。