八十です。またまた、サッカーの話題です。
昨年末、堺市立ナショナル・トレーニングセンターで、昨年に引き続き、日本サッカー協会のサッカー教育プログラム「JFAアカデミー堺」において、法教育の授業を行ってきました。
「JFAアカデミー堺」は、2012年4月、日本のサッカー界の普及と発展を目指して、国際的な素養やコミュニケーション能力をもち、サッカーだけでなく人間的もすばらしい国際人を育てることを目的として、「JFAアカデミー福島」「JFAアカデミー熊本宇城」に次いで3番目に設立されたJFAアカデミーです。現在、「JFAアカデミー堺」では、1期生の中学2年生の女子12名、2期生の中学1年生の女子12名が、親元を離れ堺市立ナショナル・トレーニングセンター内の寮で共同生活を送りながら、昼間は地元の中学校に通い、下校後にサッカーのトレ-ニングを行っています。この法教育授業を担当することが決まってから、元プロサッカー選手であった私は、未来のなでしこジャパン候補生たちに会うことをとても楽しみにしていましたので、プロサッカー選手時代の熱い気持ちを呼び起こし、気合いを入れて授業に臨みました。生徒たちは、未来のなでしこジャパン候補生として、数々の難関をくぐり抜けて入学してきただけあって、練習後に夕食をとった後という非常に眠くなる時間にもかかわらず、居眠りをする人はひとりもおらず、私からの質問に対しても、はきはきと返答する(笑えるような珍回答も数々ありましたが・・・・)など積極的に授業に参加してくれて、同世代の中学生とはひと味違った一面をたくさん見せてくれました。授業の最後に、元プロサッカー選手として、ライバルとのポジション争いや怪我をしてプレーできなかった時の経験などの話をさせてもらい、未来のなでしこジャパン候補生たちに対し、先輩として熱いエールを送ってきました。近い将来、この生徒たちの中から、多くの選手がなでしこジャパンで活躍していること期待しています!