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Channel: 弁護士の放課後 ほな行こか~(^o^)丿
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学生に告ぐ

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弁護士の仕事は多岐に渡りますが、大学や大学院で教えるという仕事もあります。

 

その仕事も、その日1回限りというのもあれば、非常勤講師や特任教授などの肩書きで週○回講義を行なうというものまで、幅が広いです。

 

かくいう私も、大学や法科大学院(ロースクール)で、非常勤講師や弁護士アドバイザー、学習指導教員などの肩書きを頂いて教鞭をとっています(聞くところによると常勤の大学の先生より担当コマが多いという噂ですが、あくまでも噂です…)。

 

私自身、人に何かを教えるというのが好きなので、とても楽しく仕事をさせてもらってます。

 

講義をするにあたっては当然準備をしなければいけません。

毎度のことですが、この準備を通じて、自分の勉強が甘いところに気付いたり、頭の悪さを嘆いたりと七転八倒しています。

そうやって色んな感情が入り混じりながら準備をすると、私の場合、だいたい1コマ(90分)あたり、3~6時間程度はかかります。1コマの準備に2桁の時間がかかることもあります。

正直、コスパは悪いです(笑)。

 

でも、教えるのが好きだし、どうせ教えるならいいものをと思うと、事務所の経営のことが何度と無く頭をかすめがならも、時間をかけてしまいます。

 

大学の先生や高校の先生とお話しすると、教材研究やレジュメの作成、授業の進行、さらにはどこで笑いをとりに行くかまで、綿密に準備されています。たった1コマのために本当に心血を注いでいます。

 

学生に告ぐ。

学校・大学の先生は1コマ1コマに心血注いでます。

せっかく授業・講義に出るのなら、無駄にしないようにしてください。

 

……と、私自身の学生時代のことは棚にあげて言ってみます(笑)


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