先週金曜日から始まった、
とある裁判員裁判のまっただなかです。
本日、ようやく弁護人からの最終の意見である
「弁論」を終えました。
少しだけほっとした状態で、ブログを書いています。
進行中の事件ですので内容は記載しませんが、
今年に入って、3件目の裁判員裁判です。
数に関する感覚が麻痺してきている気もしますが、
周りの方のお話を聞いていると、数としてはそれなりでしょうか。
もちろん、刑事弁護を専門にされている方に比べれば、
まだまだなのですが。
このごろ、サブとして弁護人になることが多かったので、
主任弁護人を務めるのは久しぶり、
その意味でも、緊張感のある事件となっています。
初めて裁判員裁判を体験したのは、もう3年前、
今の事務所を開設して、少ししてからのことでした。
1日中法廷にいることの大変さがよく分かったり、
色々と印象的な事件でした。
裁判員裁判を行ってみて思うことは、
いつも、こちらが事前に思いもよらなかったことが起こる
ということです。
いかに事実に争いがないと考えていた案件だったとしても。
プレゼンテーションを少しは意識するようになったためか、
セミナーや講演の講師は、うまくなったのかもしれません。