大阪弁護士会中小企業支援センター長の安若です。
3月3日、大阪弁護士会館の2階ホールにて、恒例の「経営法務セミナー」を開催しました。
中小企業事業者を対象とし、90名定員予定のところ140名を超える応募があり、急遽、座席を増やして開催しました。
企業法務のほか知的財産法やPL法に精通する井口喜久治弁護士に、「経営者のためのトラブル回避術(契約問題)」というテーマで熱く語ってもらいました。
企業経営にとって、契約問題と債権回収は基本的かつ永遠の法的課題であり、いつも多数の参加をいただきますが、今回は具体的事例に即し、よく問題となる事項が盛りだくさんでした。
参加いただいた皆様には、終始メモをとるなどして熱心に聴講いただきましたので、企画してよかったと思います。
セミナー後は、事前に予約いただいた約20社を対象に無料法律相談を実施しました。
弁護士の職務は専門性があり、その有意性を即時にお伝えするのは困難ですが、こうした企画を地道に継続することで、企業経営に我々がお役に立てることを今後も示していきたいと思います。