中井でございます。
一度,投稿したネタがかぶってしまったので,
慌てて書き直しています。
え~,どうしましょうか・・・。
ちょっと前に,
京阪沿線のとある市にあるミニFMにお呼ばれしてきました。
お話しした内容は,
もっぱら,障害者の刑事事件についてでした。
大阪弁護士会では,今年の6月から,
障害のある被疑者・被告人について,
福祉的なフォローが必要な人について,
そのフォローをすることで,単純に刑務所に送るのではなく,
再度,社会の中で暮らしていこう,と言う取り組みを行っています。
元々,大阪弁護士会では,
障害者刑事弁護の研修を行い,
知識のある弁護士を派遣する様にしていました。
ただ,弁護士だけでは対応できないことも多く,
福祉職の皆さんの支援を受けることが必要でした。
以前は,特定の弁護士しか福祉職とのつながりがなく,
結果,福祉の支援につながらない当事者も多く,
再犯の防止も余り考えられていませんでした。
そのあたりをシステムとして動かすようになりました。
この活動は,実は,
これまでの刑事弁護活動の範囲を超える部分があります。
なかなか大変な事なのですが,
少しずつでも広げていきたい活動です。