今日,7月11日のブログ担当は,わたくし,林裕悟です。
ここ大阪では,夏本番を目前に控えて,早くも蒸し暑い日が続いています。
とにかく湿度が高い。
不快感が強い。
「大型で非常に強い」とされた台風8号の置き土産でしょうか。
みなさま,くれぐれも熱中症にご注意ください。早めの水分補給を!
暑さに順化できていないこの季節,熱中症リスクが高いそうです。
さて,初回はトライアスロン,2回目は過労死防止法について書かせていただきましたが,3回目の今回はイネのお話。
舟屋で有名な京都の「伊根」ではありません。
関西弁で「帰れ!」を意味する「いね!」でもありません。
そう,稲のお話。
6月の頭に,京都府美山町で田植えを体験させていただきました。
美山町はいつも自転車の練習で訪れるその名の通りに美しい町。
美しい山並みはもちろん,豊富な水量を誇る由良川,それを囲むように広がる田園風景。
そして,数多くの茅葺きの民家が現存する,魅力あふれる町です。
そんな美山町で,生まれて初めての田植えを体験させていただきました。
トライアスロンチームのメンバーたちと,一枚の田んぼの端っこから順番に苗を植えていきます。
もちろん,足だけでなく,全身が泥まみれ。
腰をかがめながらの作業も決して楽ではありません。
でも,なぜかみんなが笑っています。
田んぼの中で転びそうになっては笑い,これまでの成果を振り返っては笑い。
楽しく充実した一日でした。
(田んぼの四分の三は田植え機をお借りして機械で植えたことはここだけの内緒です!)
そして,だれがつけたのか,田んぼの愛称は「ズラース」。
名前の由来は不明です。
ただ,何とも間抜けで,愛らしい名前でしょ。
メンバー一同,とっても気に入っています。
一つの苗からおおよそお茶碗一杯分のお米を収穫できるそうです。
自家製,無農薬のお米をお箸で口に運ぶその日を心から待ちわびでいます。
で,その際にいただいた苗を自宅に持ち帰り,我が家に「小ズラース田んぼ」をつくりました。
セメントを混ぜるためのフネを植木鉢代わりに使用しています。
「小ズラース田んぼ」の苗たちは日に日に成長し,日に日に大きく,太く育っていきます。
せっかくなので,写真を添付させていただきますね。
稲の成長を見守るのがこんなにも楽しいとは,想像もしていませんでした。
金色に実り,頭を垂れる秋の日の訪れがこれほどまでに待ち遠しいとは思ってもいませんでした。
やっぱり,日本人のDNAには稲作に関わる何かが組み込まれているのでしょうか。
梅雨も終わりに近づき,中干しの時期に入っています。
強く根を張り,しっかりとした茎を育て,少しでも多くのお米を収穫できるよう,しっかりと見守っていきたいと思っています。
みなさんも,機会があれば,ぜひ,稲作に挑戦してみてください。
きっと,新たな発見があると思います。
そして,みなさん,約3か月後に,ピッカピカの新米をうまそうに頬張る私の写真がこのブログに掲載される日を楽しみにしていてくださいね!!