初めまして、きっかわ法律事務所の弁護士の野尻奈緒と申します。
この4月からブログ担当となりました。
まだまだ身近に感じて頂けていないであろう弁護士の日常のひとこまや、感じたことをご紹介できればと思います。
どうぞよろしくお願いします!
ここ大阪の桜はもうほとんど散ってしまいましたが、春になり、マスク姿の人々が増える時期になると、私は、自分の「血液型」を思い出します。
唐突でしたね、すみません。
改めまして。皆さんはご自身の血液型が何型か、知っていますか?
そんなの知ってるよ、という方が多いでしょうが、私は20歳を大幅に過ぎるまで、自分の血液型を知りませんでした。
数年前の春、いきなり、鼻水と目のかゆみにおそわれた私は、これは遂に花粉症かと、半ば諦めて自宅近くの診療所を訪れました。
そこで、健康診断も兼ねて血液検査をすることになり、数日後に結果を聞きに行くと、医師が、笑顔で、結果の書かれた紙を私に見せながら、「よかったですね、花粉症じゃないですよ」と言っておられたと思うのですが、私は「B型」という文字に釘付けで、よく覚えていません。
それ以来、血液型を尋ねられて、「B型です」と答え、何とも言えない顔をされることが続くと、B型がどのような先入観を持たれているのか、わかってくるようになりました。
そして、私も人の血液型が気になり出しました。
すると、弁護士にはB型が多い!? とか 私が仲の良い人にはAB型が多いなとか色々発見することも増えてきました。
私はこれでも弁護士です。弁護士に余計な先入観は禁物だと思っています。
でも、「あの人は几帳面だからA型かな」なんて思ってしまう自分がいます。
自分の血液型を知らなかった時には、そんなことはなかったんですが。
そして、最近感じます。
「あの人のB型と私のB型は違う」と言い出したら、これはもう立派なB型なのではないかと。
そして、私ももう立派なB型だな、と思う、何度目かの春です。