はじめまして。
弁護士の幸尾(こうお)と申します。
本年4月よりブロガーを拝命しました。
日々思い浮かんだあれこれを紹介させていただき、
読者の皆様に弁護士を身近な存在に感じていただけたらと思っております。
さて、私の欠かせない日課の一つは、NHK連続テレビ小説を見ることです。
4月から「花子とアン」という赤毛のアンの翻訳者・村岡花子さんをモデルにしたドラマが始まりました。
ドラマの中には、赤毛のアンにちなんだエピソードが出てきます。
赤毛のアン好きの私は、「あ!これ、あのときのお話だ!」と楽しくドラマを見ています。
また、ドラマの中には「赤毛のアン」の世界をより深く理解できるようなシーンもあります。
「赤毛のアン」では、主人公のアンが、自分の名前を"ann”ではなく”anne”と最後に”e”を付けて呼ぶようにと周囲にお願いするエピソードがあります。
日本で生まれ育った私は、「”ann”と”anne”ってそんなに違うのかな?」と疑問に思っていました。
しかし、”はな”が自分のことを”はなこ”と呼ぶようにお願いするシーンを見て、ようやく得心がいきました。
”はな”だと元気いっぱいの女の子、”はなこ”だとお上品な女の子が思い浮かびます。
名前の最後に”こ”が付くだけで、名前から想像する人物像が変わりますよね。
外国語で書かれた文章を理解するためには、その国の言葉や感覚を知ることが必要だなあと、改めて感じさせられた朝の15分間でした。